第2230話 聖大魔王艦隊
聖大魔王艦隊・・・
旗艦ドクトル・ハルカの艦橋に、ジョルジュはいた。
「しかしな・・・
ジョルジュよ・・・」
モニター画面向こうの、「機巧の大魔王」ファルスがジョルジュを見た。
「なぜ・・・
かつての主人・・・
我らの盟主の名を自らの艦に命名した?」
切り込み隊長を務める「機巧艦隊」を率いているファルスの質問だった。
「なんというか・・・
ご主人様や「初めの世代」の汚名を被る義務が、僕にあると思ったのさ。」
「綺麗ごとを言いやがって・・・」
ファルスは言った。
「そいつは、俺ら全員の「責任」だぜ。
綺麗ごとなんて、あの女王に言わせておけばいい。」
しかし、ジョルジュは首を横に振る。
「そういう訳にはかないさ。
今や僕たちは・・・
「善の大魔王」や「善の魔王」を率いる身だよ?
決意表明ってヤツさ。」
「難儀よのお・・・」
「天空の大魔王」ハイペリオンこと老師がうなった。
そのとき、一際大きな神波動閃熱砲の光が、ドクトル・ハルカの艦橋に・・・!
しかし、それを一機の機動兵器が神波動盾で防いだ。
「よそ見をされないでください!
ジョルジュ様!」
聖剣魔王ジュナスだ。
「その高潔なご意思・・・
だからこそ我らは、皆と歩むのです!」
ふっと笑うと、ジョルジュは手を振った。
「そうだね・・・
「堕ちた」っきり「上がって」こない・・・
さりとて「救い」を求めようという意思もなく、真逆を勝手に救いにしているようなヤツに遠慮はいらない!
総攻撃開始!
敵「超魔王カタストロフ」の前の前衛艦隊!
「穴」をあければいい!
だが・・・」
ジョルジュの傍にいるニコが引き継ぐ。
「可能ならば、根こそぎ壊滅させてもかまいません!」
ジョルジュ総攻撃!




