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第2040話 神聖機械工学

「そ・・・

それって、人間が手を出してはいけない科学技術なのかな?」


和麿が、尋ねてきた。


「違います。

部品たる、「光流金属ライトメタル」を精製できる人間が限られているゆえにです。」


「ちょっと待ってよ!

その口ぶりじゃあ、「技術者」自体も、「光流金属ライトメタル」を精製できなければならないってこと!?」


咲希が、まくしたてた。


「ええ。

正確に言うと、メカニカル部分も・・・

装甲板も・・・

全て、「技術者」がやらなければなりません。

・・・と、いうよりも・・・

創造神王おのおのが、「技術者」なのです。」


咲希は、ひきつっていた。


「王立図書館で読んだ、伝説の創造と破壊の竜(エイシェントナーガ)・・・

創造神王の鎧にして、専用機動兵器・・・

そりゃ、神様しか使えないわ・・・」


「ええ。

そうです。

亜神の力があったとて、機動兵器のしくみや何やらを知らねば、作ることはできませんし。」


そうなのだ。


「だから、「神の技術」なのです。」


だが・・・


「でも・・・

ミリアム様も、神様たちも「邪神」と戦ったとき・・・

あくまで、「人の技術」だったみたいですけど!?」


「そうですね。

21世紀の人間の感覚だと、技術が進めば可能でしょう。」


私は、目を細めた。


「猫」さながらに。


「そうそう・・・

神にもっとも接点のある星間国家「カーバイン王国」は、「神の技術」なる秘術を封印しています。

なにせ、自分たちが使うならまだしも・・・

悪用する輩が、多そうな技術ですから。」


和麿は、何か思うところがあるようだったが・・・


「過ぎたる科学は、魔法のようだと聞くね・・・

科学技術をここまで知っている僕たちでも、そう思ってしまうくらいだから・・・」


ふッ・・・


よく言ったもんだ・・・


「しかし・・・

リシテアールでは、錬金術師がリニアモーターカーや魔装ゴーレムを開発していますよ。

魔法の原理で、機械を動かす技術ですね。」


咲希と和麿は、固まった。


「魔装ゴーレムって?」


「言ってみれば、魔法力・・・

魔力で動くパワードスーツですか・・・

これが発展して、「魔装騎士ルーンナイト」となりました。」


「・・・ッ!?」


咲希が絶句する。


「って・・・

王都の港や空港で働いていた、巨大ロボット・・・

そういういわれだったの!?」


「そうです。

人型なので、場所を選ばず作業できます。」


疲れ果てた様子で、部屋へ戻る二人を見送り・・・


「こうして、講釈したくなるのは、悪いクセですねえ・・・」


呟き、自室へ戻った・・・

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