入学式
俺は林佑。
今年高校に入学したはかりの高1だ。
さっき入学式も終わって、今は新入生が校門に溢れている。
この学校は女子の制服が多少人気があるらしく、はしゃいでいる奴もいる。
赤いチェックのネクタイとスカート。
白いシャツにブレザー。
んで紺ソックスに革のクツ。
いいもんか?
この学校家の近所だから見慣れるんだよな〜
ちなみに男子は短ラン…
まぁでもこの学校は私服OKなんだけどな。
「ユウ〜なーに暗い顔してんの?せーっかく親友の俺と同じ高校に入学できたのにさ」
隣にいたカズが口をとがらせる。
カズとは中学んときに席が近くて、それからいろいろ話すようになった。
今じゃ俺の大事な親友。
ただバカなんだけどな。
「いや、可愛い女の子いないな〜と思ってさ」
どちらかというと普通の奴ばっか。
中学んときは女子が少なかったからあんま女子に興味ないっつかどうでもいいんだけどさ。
1クラスに2、3人ぐらいだったし。
いや、だからといってホモとかじゃねーからな!
ただ免疫が少ないってだけで…
「確かに。俺等にしたら新鮮だよな」
「そうだな。でもちょっと違和感あるかも」
「じきに馴れるさ。それよりユウはもう帰るだろ。ゲーセン行かね?」
「ん〜」
俺は曖昧に返事をして周りを見る。
明日から通う学校。
俺が生まれた頃に建てられたからまだ新しい。
「ん?」
校門の近くの桜の木の下に小柄な女の子がいた。
儚げな表情のその子はすごく可愛い///




