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闇の聖女は夜輝く  作者: 尾久沖ちひろ
第Ⅱ章 暗黒に生まれし者達 ~Out of Heaven~

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【第Ⅱ章の登場人物】

 【カグヤ・アケチ(明智輝夜)】 20歳


・主人公。『招聖の儀』によって双子の妹テルサと共に異世界のウルヴァルゼ帝国へ召喚された女性。暗闇でのみ解放される闇属性の極大魔力を保有しており、時間や空間に干渉し、死者のアンデッド化を引き起こす。前の世界では家族と教団から宗教的虐待を受け、両親と教主を殺害した容疑で逮捕、拘置所に収容されていた。



 【テルサ・アケチ(明智照朝)】 20歳


・カグヤの双子の妹。三百年前の初代『聖女』と同じく、光属性の極大魔力『旭日』を有していたことから当代の『聖女』と公式認定され、瘴気を浄化して『邪神の息吹』を鎮める役を担う。



 【ダスク】 25歳(肉体年齢)


・三百年前にカルディス王弟の親衛隊を務め、国家反逆罪で処刑された騎士。冥獄墓所に葬られていたが、カグヤの力によってヴァンパイアと化して蘇った。極めて高い戦闘力と冷静な判断力でカグヤを助ける。



 【ジェフ・デルク・フェンデリン】 18歳


・優れた魔術師を輩出するフェンデリン家の三男。皇立学術院の学生。気さくで好奇心旺盛で、黒猫セレナーデや黒梟ノクターンなど、様々な生物を自在に使役する調教術師(テイマー)。



 【オズガルド・デルク・フェンデリン】 65歳


・宮廷魔術団の総帥で、フェンデリン家の前当主。ジェフの祖父。帝国史上最高の魔術師と名高い人物で、栄耀教会に追われるカグヤとダスクを保護する。ラモン教皇とは組織間でも個人間でも反目する間柄。



 【エレノア・デルク・フェンデリン】 61歳


・オズガルドの妻でジェフの祖母。宮廷魔術団に籍を置き、皇立学術院の非常勤魔法講師も務める。皇后レヴィアとは若い頃から親密な間柄。



 【サリー】 17歳


・フェンデリン家に仕えるメイド。オズガルドとエレノアの命で、カグヤの世話を担当する。本名をサラ・ヘンデ・ファーツと言い、ファーツ家滅亡の際に顔に火傷を負ったため、顔に包帯を巻いている。



 【ラモン・エルハ・ズンダルク】 65歳


・サウル教を信奉する栄耀教会の教皇。『招聖の儀』の主導者。光の極大魔力を有するテルサを『聖女』と認定、彼女に『邪神の息吹』を終息に導くよう依頼する。テルサを利用して反目する貴族たちを屈服させ、縁のあるミルファス皇子を次期皇帝に据えて帝国社会の覇権を握ろうと目論んでいる。



 【ザッキス・エルハ・ズンダルク】 24歳


・若き聖騎士。ラモン教皇の孫でラウルの従兄。『聖なる一族』ズンダルク家の出身で、聖騎士としての能力は高いものの、弱者を見下し虐げることに快楽を覚える性癖の持ち主。



 【レヴィア・ニネ・ウルヴァルゼ】 60歳


・ウルヴァルゼ帝国の皇后。聡明で勘が鋭く、近年の栄耀教会の活動や影響力の拡大を不安視している。



 【ブレゴ・レンポッサ】 年齢不詳


・カグヤたちが遭遇したレイス。生前の爵位は準男爵。治めていた地に変異魔物やアンデッドの侵攻を受けて滅亡、共に死亡した一族や付近のアンデッドを従えて帝都エルザンパールに侵攻、復讐の殺戮を目論む。

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