出現
「ママ~!!舞ちゃ~!!」
「秋桜ちゃん!!今日も可愛いねぇ!!ちょっと待っときな、ソイツとソイツをボコったら、アイスでも食べ行こうね~♪」
高橋です。
凹んでる間に知らない人達が来たと思ったら、更に知らない人達が来て、なにやら揉めてます。
「やれやれ思わず飛んできた扉を避けてしまいました。当たってれば労災で保険がおりましたかね?」
「寺島よ、お前さんは、たとえ死んでも死亡保険で大喜びしそうだな。」
執事服を着た男の人、白衣姿の中学生、サラシを胸に巻いた特攻服姿の女ヤンキー、ポニーテールのメイドさん、多種多彩な人物が一同に会しました。
「さぁ、どっちが先に私の拳骨を喰らいたいですか?」
メイドさんは優しいにこやかな顔をして、右拳をギリギリと握っています。
でも、このメイド服姿は何処かで見た気がします。
「汐留博士の試作品ロボット“-(マイナス)”か、丁度いい相手だな。」
“パチンッ”
中学生が何かの合図の様に指を鳴らす。
“キュィイイン”
ローラー音が聞こえてきた。しかも、だんだん近づいてきてる。
「紹介しよう。俺が適当に作った“テキトーゴリラ君1号”だ。」
作った本人の気だるそうな声からも、その名前からも、やる気が感じられないメカゴリラが工場の奥から出てきた。
やる気の無い名前に反して、細部まで作り込まれたメタリックなゴリラが
ローラー移動で現れました。
「言っておくが、生きたゴリラは使ってないから、全部機械だからな。動物実験反対。」
メカゴリラが増えたけど、こんなに多種多彩な奴等が居るのに、女子高校生スナイパーが何故居ないのだろう?




