悲報
高橋です。
誘拐されている身ですが、園児と特撮番組の話で盛り上がってます。
「高橋お兄ちゃんは冴子のどの台詞が好き?」
「そうだなぁ、好きな台詞は数多くあれど“アタシは弓は引いても戦いでは一歩も引かないよ!!”かな。」
「流石は高橋お兄ちゃん、格上相手でも弱音一つ吐かない冴子らしい台詞だよね。私は“人助けなんてガラじゃないのよね・・・まぁ助けるけどさ”かな。」
「冴子はツンデレの先駆けだよねぇ。」
グリーンシューター冴子を知ってる園児と巡り会うなんて、出会いって素晴らしいですね。
「あのぅ、お話中の所悪いんだけど良いかしら?」
あれ?この人は僕を誘拐したお姉さん。
「お姉さん凄い待ってたんだけど、流石に2時間も待たされたら出てこないワケには行かなくてね。」
2時間?2分の間違いじゃないのか?そんなに時間が経ってたなんてびっくりだ。
「アタシ達をどうするつもりなの?」
秋桜ちゃんがお姉さんに食って掛かる、園児なのに勇敢だなぁ。
「さぁね、お姉さんは誘拐するまでが仕事。あとの事は知らないわ。あと高橋君だっけ?君はもう帰ってもいいわよ。」
へっ?帰っていい?誘拐しといて帰っていいとは何事だ?
・・・もしかして!?
「高橋君、ショックだろうけどね。君が居なくなっても妹さん以外はね・・・。」
「い、言わないで下さい!!・・・泣きたくなるんで。」
そう言いつつも僕は泣いていた。
そうか、僕なんか居なくても体育祭は順調に行われ・・・ひっく。




