会話
“ガチャン、ガチャン・・・ギ、ギギ”
零野でございます。
西口様の放った弾丸は、的確に私の装甲の薄い部分に当たりましたが、それでも私は無傷。
自分の固い装甲が憎たらしいです。
「オイッ、立った上に無傷ダゾ。」
「見れば分かるよ。はぁ、手持ちの武器じゃダメージすら与えられなそう。」
「オイオイ、それじゃあ何もしないつもリカ?無駄弾は撃たない主義なんダロ?」
「・・・手が無いわけじゃない、はぁ、出来れば使いたく無いけど、依頼優先だから仕方が無いよね。」
西口様と孫鈴様のガールズトーク中でございますね。私も混ざりとうございます。
「鈴ちゃん、足止め頼んでいい?」
「嫌ダ、なんでお前の頼みを聞く必要がアル。大体、先ほど武器が折れて、私は丸腰ダ。」
「じゃあコレを使ってよ。」
“カシャ、カシャ、カシャ、カシャ・・・”
鎖鎌、電動丸ノコ、ジャックナイフ、薙刀、ククリ刀、カッターナイフが西口様の服の至るところからポロポロとこぼれ落ちました。
何処にそんなに隠していたのでしょう?女子高生スナイパー侮りがたしです。
「チッ、やけに準備が良イナ、仕方がナイ、足止めしてやルヨ。」
そう言いながら孫鈴様がジャックナイフとカッターナイフを拾い上げて構えました。
「・・・カッターナイフは茶目っ気で持ってきたんだけど・・・使うんだ。」
「ン?これなら少しの隙間でも突き刺しやすそうだかラナ、それに刃物差別はしない主義ダ。」
どうやら私を壊す算段が出来たようです。
出来るだけ早く粉々に壊していただきたいです。




