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高見
「あん?なんだと?」
「ですから、ウエストゲートより先に、孫鈴とメイドロボが戦闘を開始しました。」
電話から聞こえてくるクソ執事の声、予想外のアクシデントはクソ食らえだ。
「おい、ウエストゲートの戦闘データが欲しいのに、見飽きてる人形の戦闘データなんざ要らんぞ。」
「冷たい人ですねぇ、義理の妹でしょうが。」
「ウダウダうるせぇと給料を減らすぞ。」
「すいませんでした。なんなら孫鈴は私の方で始末しましょうか?」
このクソ執事め、金の為ならコロコロ態度を変えやがって。
まぁ、金を渡しとけば信用は出来るがな。
「どっちでもいい。だがソイツを殺してもボーナスはやらんからな。」
「チッ。」
舌打ちしやがったかこの野郎。
「チッ、チッ、チッ、雀が居ますね。」
「テメ・・・まぁ良いか、テメーはウエストゲートとメイドロボを確実に戦わせろ。じゃなきゃ舌噛んで死ね。」
「分かりました。金は貰ってますから、出来なければ舌を噛んで死にましょう。」
“ピッ”
俺はクソ執事との通話を切ると、目の前のパソコンに目を移した。
「おうおう、足止め人形と機械人形の戦いなんざ前座にもなんねぇな。」




