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Magical Reve  作者: 柏木桜
Chapter1 Magic book
14/151

十四話 アレゲニー町

箒が折れ暗い夜道を歩く事になったサーニャとロゼッタ。


「星、綺麗だね。」


ロゼッタは空を見上げて言った。


「うん…そうだね」


箒で一気に目的地に行くのもいいがたまにはのんびりと歩いて行くのもいいなと思った。


「ねえ、ロゼッタ。さっきの事なんだけど教えてくれないの?」


「さっきの?…あー矢の事?あれは落ち着いたら話すよ」


「そう…」


サーニャはロゼッタに質問したが答えてくれない。

ずっと頭の中に残ったままだ。


歩いていると東の空が明るくなってきた。太陽が昇ってきている。

するとロゼッタは近くにあった大きな切り株の上に座る。


「はぁ…疲れた…休憩しよ…」


「うん…」


二人は箒が折れてから2時間以上歩きっぱなしで限界だった。

草原の上だが少し上り下りがあり体力を少しずつ奪っていた。


ロゼッタは地図を広げ魔導書の反応を確認する。


「はあ…魔導書の反応…ないか…」


はあーっと大きなため息をつくと切り株の上に寝そべった。


「もー!なんで出ないのよー!」


ロゼッタは叫び出した。

サーニャはそれを見ても動じないぐらいロゼッタの扱いに慣れ始めていた。


「…ん?ねぇ、ロゼッタ。あそこにあるのって建物?」


霧が晴れ始めると周りの風景が見え始めた。

サーニャは建物の見える方角を指差す。


「え?」


ロゼッタはそう言うと起き上がりサーニャの指差す方角を見た。


「うーん…確かに建物っぽいのあるけど…ちょっと待ってね…」


ロゼッタは地図を見た。地図には何も書かれていない。


「あれ?やっぱり何も書いてない…私もあんなところに町があった記憶ないし…行ってみる?」


ロゼッタは半信半疑だがサーニャに聞いてみた。


「うん…休めるところあればそこで休めばいいしね…」


二人は建物の方へ歩き始めた。



そして歩き始めて30分後。

二人は門の前に立っていた。


「へぇー…こんなところに町があったんだ…」


ロゼッタは門を見て言った。

門は開いており、二人は町の中へ歩いた。

町の様子は少し変わっておりスチームパンクの雰囲気そのままだ。建物の壁に排気口だろうか鉄パイプが張り巡らせていた。

そして町は少し油臭い。

歩き始めていると町の広場にたどり着いた。

噴水があるが水が出ていない。町の案内板がありそこにはアレゲニー町と書かれていた。


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