はじまり
初投稿の作品です
暇な時間にちょこちょこ書いていくのでペースはわからないです。
拙い文章、表現方法になりますが温かい目で見てやってください
ストライーク!バッターアウト!
審判のコールは会場に響き渡った
全国中学野球選手権大会決勝、大阪代表の浪速キングダムスが優勝した瞬間し、そのチームのエースが大記録を作った瞬間だった。
予選から通じて大会防御率0、ただの一点すら取らせない上に被安打も僅か5安打のみ。
さらにキングダムスのスタメンは中学史上最強と言われ、genius9と呼ばれていた。
「神君。全国大会、これで3連覇おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
「記録をみると・・・、これは凄まじいですねぇ。中学負けなしの全大会制覇ですか。」
「そうなんですか。まあ、俺の敵になりうる奴は自分のチームにしかいなかったのでね。・・・いやあいつは・・・。」
「おや、神君の敵になりうる選手がいたんですか?」
「いや、ひょっとしたらってだけです。まあ彼は面白そうな選手でしたよ。」
「へえ、そんな選手がいたんですね。さて、高校はどこに行くかは決めましたか?」
「勿論、覇王学園です。」
「やはり覇王学園なんですね。では高校で一番戦ってみたいチームはどこですか?」
「当然、南鳳高校でしょう。天翔学院の鉄壁との我慢比べも面白そうですけどね。あと、一流館の深井さんと投げ合いたいですね。」
「どこもビッグネームの高校ですね。さてそろそろ時間なのでインタビューは終わらせていただきます。ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
キングダムスのエース神 辰寅は中学生ながらもプロに指名できないことが嘆かれるほどの実力者であった。
150超の剛速球に加え5種類の変化球、一流プロ選手並みのスライダーが武器である神を打てる選手など中学生には存在しなかった。
この時代、日本での野球人気は衰えていた。日本で様々なスポーツがはやり始めたと同時に野球にスター選手が現れず世界的にも弱小国に成り下がってしまったからである。
しかし、この現状を突然打破できる環境が生まれた。大阪代表の覇王学園である。圧倒的な力で甲子園初出場から3年間負けなしの3連覇、春夏合わせて5連覇を達成した。覇王一強時代を崩すべく現れたのが、福岡代表南鳳高校、西東京代表天翔学院、京都代表一流館学園である。それでも覇王を止めることはできず春夏9連覇まで到達した。高校野球のレベルが跳ね上がったことにより世間は再び野球の熱が着きはじめた頃、超中学生神率いるgenius9が現れたのだ。
世間が神で騒がれてた頃大阪の田舎町で・・・
「こら怪童!そんなんじゃあ高校は受からんぞ!」
「はーい、すんませーん。」
俺は怪童 剛毅ついこの間まで硬式野球をやっていたわけだけど、予選3回戦でキングダムスと戦いあっけなく敗北した。150近いストレート投げれるし変化球も3球種ある。強豪校からの推薦の声くらい来てもいいと思ったのに中堅校からの誘いばかりで大して強くないからとかいって断ってたら推薦の話が全く来なくなった。そのせいで勉強を必死にやってるわけだよ。なんで俺は推薦断りまくってたんだ・・・
キーンコーンカーンコーン
「また明日なー」
「じゃあなー」
はあ、今日も帰ったら勉強漬けか・・・
「野球してーなあ!!」
ん?家から知らない人が出てきたぞ?
「では、いいお返事をお待ちしております。」
「いえいえこちらこそお誘いいただきありがとうございます。」
こっちに向かって歩いてくるな。
ペコリ
ペコリ
目が合った会釈だけしておいた。
「ただいまー。」
「剛毅帰ってきたか!」
「どうしたの?ってかさっきの誰?」
「お前が今一番欲しいものを紹介してくれた方だよ!」
「欲しい物?・・・」
「・・・!まさか!?」
「そうだ、推薦状だ。」
「まじで!!どこ?どこの高校?もう俺はそこに行く!そこにきm「京都の洛王ってとこだ。」
「・・・どこそれ?」
「なんでも今度近畿大会で覇王と戦うらしくてな、興味があったら見に来てくださいって言っていたわ。見に行くか?」
「ぬぬぬー。この際贅沢は言えないから観に行く!」
「よっしゃわかった。今度の日曜だから予定入れんなよ。」
「了解。」
日曜日・・・
「さあ、洛王のエース大沢君が覇王をここまで0点で抑えています。」
「すげぇ・・・」
正直驚いた。聞いたことのない学校が覇王とやると聞いたから5回までに10失点はするだろうと思っていた。でもこの人たちは予想をはるかに上回っていた。エースの大沢って人はここまで8回無失点無四死球被安打3と完璧すぎるピッチングだ。一方洛王は点こそはいっていないもののここまで7安打とあと少しのところで抑えられている状態だ。
シュッ、カキーン!!
「あ」
「入ったホームラン!覇王の4番統豪君の一振りで9回表大沢君遂に失点だ!」
「ここまでいい投球だったのに失投だな。もったいない。」
その後大沢は突如崩れはじめ2安打1四球で満塁のピンチを背負うがなんとかホームラン1本で抑えた。
最後のイニングは洛王がツーアウト2塁のチャンスを作ったが最後は4番の人が遊直で試合が終わった。「どうだった剛毅?」
「うん、決めたよ。俺洛王に行く!」
「そうか。よし、そうと決まれば準備をしないとな!」
「準備?」
「そりゃそうだろ。京都でそれなりに遠いし、学校側も寮を提供してもらってるんだからこれから一人暮らしだぞ。」
「・・・まじ?」
「ああ、お前は目一杯野球をしてこい!親である俺は剛毅の選択に反対はしないし後悔しないようにサポートしてやるからよ!」
「お、親父。頑張るよ俺!甲子園行くよ!」




