第五十五話
「あ!ちょうど始まるみたいですよ!」
ステラちゃんに手を引かれ観戦席に着くと丁度試合が始まった様だ。アーハーがドリンクとハンバーガーを出してくれたのでステラちゃんにも手渡した。
IMOは空腹ゲージというものが実装されててこれが失くなると段々体力が減っていくんだよね。
何も食べず、空腹ゲージが0の状態で一時間活動しているとリスポーンになるので注意は必要だ。
私も2回くらい夢中になって魔猪狩りしてたらリスポーンしたことがある。
その辺リアルなんだか、ゲームっぽいのか微妙だけど注意していれば別に支障はないからいっか。
「あちゃー、コレーネさんやられちゃったかー」
「今、コレーネさんを倒したのはモデルのももさんですね。自他共に認めるゲーマーでコスプレイヤーとしても活躍してるみたいです。確か…リンネさん達と何回かファッション誌の表紙飾ってましたね。」
「ほへー。けど確かに他の人達と動きが違うかも。」
流転から出場しているのはハルラさん、スロウさん、モデルをやってるコレーネさんの三人だ。
トップスターの方は私でも見たことの有るゲーム好き芸人のほうき星(個人名は知らないけど片方が神系持ちのジオルクさん)とモデルをやってるらしいももさん。
何か図らずとも似たような職種の人達が戦ってるんだけど、ハルラさんがほうき星の二人をユニークの《氷神》で打ち倒し二対一の状況に持っていった。
ジオルクさん…貴方も神系スキル持ちなのでは…?
発動する前に倒されちゃってどうしたかったんだろ?
「あ!スロウさん、危ない!あちゃー、やられちゃった。」
「ふふ、ハルカちゃん随分と応援に熱が入ってるね!」
「うん。赤ずきん(ハルラとスロウのコンビ名)の二人とはリアルでも繋がってるし、仲いいからねー。ハルラさんにも私の物真似許可することになってて今度コラボ配信して発表するんだー。あ…今の内緒ね?」
「内緒と言っても周りの人達は聞こえてしまったみたいだよ?」
「うーん、仕方ない…皆さん、ハルラさん率いる流転の応援お願いしまーす!私も応援するよー!」
なんて大声で私に注目するプレイヤー達に誤魔化し程度の言葉を送ると大声援が帰ってきた。
慌ててリングに視線を送るとハルラさんがVサインで声援に答えていた。
なんだ…一瞬私の言葉に声援が返されたのかと思って驚いちゃったじゃないか。
これで流転の勝利が決まった。
ハルラさんまた実力上げてるし、次戦う時楽しみだなぁ。
時間は進み第一会場、第二会場の一回戦が終了した。
二戦目に入る前に一度おさらいしておく事にする。
三人掛けのベンチに火花メンバーで並んで座る。アーハーが少し距離を詰めてきたので少し離れてユウヒを召喚しスペースを埋める。
これでアーハーは詰めてこれない。
そんな茶番はさておき。
1回戦勝者は以下の通り。
第一会場
第一試合 魔狼隊(11、2)VSばいおれんすうぃっちーず(7、1)○
第二試合 ゴールドラッシュ(14、2)VSクレイジーソルト◯(5、1)
第三試合 火花(6、1)○VSシーザーズ(16、2)
第四試合 ポテトナイツ(13、2)○VS減塩し隊(8、1)
第五試合 トップスター(12、2)VS流転(1、1)○
第六試合 ピーチフラワー(15、2)○VS筋肉団(2、1)
第七試合 砕月(10、2)VS極光騎士団(4、1)○
第八試合 風魔忍軍(9、2)○VS脳筋ゴリゴリ組(3、1)
第二会場
第一試合 フジミヤ家(1、2)○VSオールバックス(11、1)
第二試合 もふもーふ(6、2)VSマスクマン’S(14、1)○
第三試合 ホワイトリリーズ(2、2)VS黒鍬衆(9、1)○
第四試合 マリオネッツ(15、1)○VSおいもキャンパーズ(5、2)
第五試合 華天(12、1)○VS天昇(7、2)
第六試合 ブルー・ローズ(16、1)○VS雷轟(3、2)
第七試合 破天組(8、2)VS聖女見守り隊(10、1)○
第八試合 仮面少女隊(13、1)VS百鬼夜行(4、2)○
見づらいので第二試合の対戦表も出しておこっと。
第一試合 ばいおれんすうぃっちーず。VSクレイジーソルト
第二試合 火花VSポテトナイツ
第三試合 流転VSピーチフラワー
第四試合 極光騎士団VS風魔忍軍
第五試合 フジミヤ家VSマスクマン‘S
第六試合 黒鍬衆VSマリオネッツ
第七試合 華天VSブルーローズ
第八試合 聖女見守り隊VS百鬼夜行
ふむふむ…第二会場の方に視点を当てると、黒鍬衆とフジミヤ家は知ってたけど華天もどうやら勝ち上がったみたいだ。
見守り隊と百鬼の試合面白そうだなー。




