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七月■日


「皆さん。明日から夏休みですが、ハメを外し問題行動を起こさない用に。それと、最近…………」

今日から夏休みだか、うかうかとしてられない。自分の机上にうず高く積まれた課題の山。

わずか四十日程度でこの量を消化しなければならない。毎年恒例の苦行だ。

「おーい、、カナギーまたボーっとしてんのかよ、そういや夏休みだけど予定あるか? 

無いなら今年も心霊スポット回りしようぜ」

僕に話しかけてきたのは数少ない友人のユガワだ。珍しい名字同士仲良くしようぜ。と話しかけられ今でもこうして話しては長期休みに遊ぶ仲である。

「良いけどもう粗方巡り終えたんじゃなかったか、」

いいところ見つけたんだよなー。なんてボヤきながらユガワはスマホの画面を見せ自慢げに語り始めた。どうやら父方の祖母の姉妹にガチの場所を教えてもらったらしい。態々ガチの場所と言ったのは紛れもなく、心霊スポット等とは違い、身の危険を感じる危険が高い場所ということだ。ユガワは本当にここに行く気なんだろうか…。

「俺、こんなワクワクする所教えてもらえるなんてラッキーだよなー何ていうんだっけか、洗剤一張羅のチャンスだっけ」

それを言うなら千載一遇のチャンスな。とツッコミを入れる。やはり少し阿呆っぽいのが救いだな。話を聞いてて分かったことは、元々神を祀っていた村であること、村火事で一度焼け野原になったはずが何もなかったかのように修復していること、村に足を踏み入れた外部の人は皆、不自然死を遂げていること。又、一般的な悪霊除霊の類は効かないこと。最後に、村人は誰一人として居ない。当たり前だ、明らかに何かやばいことが起こってる上に一度焼け野原になった村に住み続けるやつが居るはずがない。つまりは、村人と名乗り近づいてくる奴には気をつけろと言うことだ。

「なあどうだ?過去一やべーだろ、一緒に行こうぜ」

やべーなんてもんじゃない。墓に自分から入りに行くようなもんだ。最もこんな墓は嫌だが、、

だが、ここまで話を聞いておいて行かないというのも友達付き合いが出来ない奴と思われてしまうだろうか。そんな事を考えユガワに同行する事にした。見に行くだけで村に足を踏み入れなければ大丈夫だろう。話を聞く限りじゃ村に足を踏み入れた際に起きてることが多い。きっと大丈夫だ。

「んじゃ決まりだなっ、詳細はメールで送るわ」

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