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鈴木タカシ
2年前の書きかけの小説を見たら、面白そうなので書き進めます!
海外生活が長く、日本語が不自由な部分もありますが、よろしくお願いします。
鈴木 タカシ。
響きは、ありきたりすぎる名前だ。
それはそれはありふれた、ありふれすぎて逆に稀少価値がーー名前がただの記号ではなくなにか価値があるとすればーーあるやもしれない。
しかし、彼の、もしくは彼の名前の稀少価値はそこにとどまらない(重ねていうがもしあるとするならばだ)。
その稀少価値とはなんたるか。
一つ話をしよう。
親は子に名前を漢字とともに授ける。大半の日本人にとってはあたりまえのことだ。
それはその名に意味を授けることを意味する。
その名に運命を与えることを意味する。
人は、良くも悪くも、多かれ少なかれ、その名前に翻弄される。
さて、冒頭の彼の話に戻ろう。
彼もその名前に翻弄される、一人のちっぽけな人間だ。
彼のこれまでの人生は、その名前が顕著に運命として体現した一つ例として数えられる。が。
主観をもって答えよう。
彼の人生は
大変、酷かった。
人はその名に意味を授ける。
その名に運命を与える。
なるほど彼は
呪われていたのだ。
貴い死と書いてタカシです。
DQNネームサイコー。




