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ワクワクは、これから

一連のツアーも終え、再びバスに乗り込み、日の当たる地上に戻ってくる。


結局は、なかなか普段は体験出来ない鉱山跡の見学、だった。

スーパーカミオカンデは、ほんのさわりを見学しただけだったけども、小学校では習うことのない、遥か宇宙からやって来る、とっても小さな物を観測する、大きな施設と先端の技術を、うちの理科女は理解出来ただろうか? 理解出来なくても、感じることが出来ただろうか?


重さのある物質の中で、最も小さなニュートリノ。それを研究すると、はるか宇宙の謎に迫ることができるかもしれない。

基本物質と考えた五つのエレメントの名前を、空の星に付けた昔の人の予感は、間違っていなかった。全てはつながっていて、今だに解き明かされない疑問のワクワクは、続いている。

もしかしたら、どうしても行きたいと望んだ、小さな理科女は、このツアーで、未来の鍵のひとつを、手に入れただろうか?


あまり天気には恵まれない旅行だった。幸い、大雨に濡れることはなかったが、大雨の中を運転したり、小一時間雨宿りをしたりが度々あった。

密かに準備して、手作りしていた焚火缶も、去年から持ち越している花火も、出番がなかつた。

我が理科女は、星に興味を持ってから、何度となく星空を見に、おりをみては郊外や、地方に出かけているが、いまだに天の川を見たことがない。今回も楽しみにしていたが、星が見えるような天気ではなかった。

残念ではある。しかし、天の川は当分無くならないだろうし、今度のお楽しみだ。

そういう意味でも、わくわくはこれからだね。

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