表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
134/138

第132話 それ冤罪だよね?

「全然汚くなんかないのに―」


 だからそういう問題じゃないんだっての。

 どうにも人間的な感情の機微というか、小さな心の動きに関して鈍いんだよなぁ。

 こいつの祖父さんってのがどんな人だったのかすごく気になってきた。


「それじゃ、ご飯食べたら早速材料集めがてら川の方まで行ってみようか」


 話はこれで終わったとばかりに、料理をがっつくワナビ。

 こいつ、もうちょっと大人になったら少しはお淑やかになるんだろうか……。


「どうした、兄ちゃん。ワナビちゃんのことじっと見つめて。欲情か?」


 おっさん!


「もう、こんなとこでおっぱじめないでよぉ」


 おばさん⁉


「目のやり場に困るよねぇ」


 恵ちゃんまで!!


 なんなんだ、この親子。

 この家庭の食卓は毎日こんな話題で埋め尽くされているんだろうか。

 頭痛くなってきた……。


「はぁ。まともな人間に会いたい」

「何言ってんだ、兄ちゃんが一番ヤバいやつじゃねーか」


 お前にだけは言われたくねーよ。誰がヤバいやつだ。


「ロリコンだしねぇ」

「スケコマシだし」


 おばさん! 恵ちゃん!


「あら、スケコマシなの?」

「うん、恵にも既に手を出してるよ」

「あらあらまぁまぁ」


 恵ちゃんが勝手に言ってることだろうがぁあ!


 何勝手に親子で既成事実作ろうとしてやがるんだ!

 そんなこと言ったらまたワナビの機嫌が悪く……。


「あぐあぐあぐあぐ……!」


 食いもんに夢中で聞いちゃいねー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ