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班長(チーフ)はどこだ


 眉間から鼻筋を通り左の頬にまでのびる傷を親指でなぞるようにしたレオンは室内をみまわし、次の言葉を待つ男たちにきいた。


「おまえらの班長チーフはどこだ?」


 バートの机をさしてきく保安官は脇に茶色い封筒をはさんでいる。


 それに気づいていた副班長サブチーフは、いやな予感をかかえながら、レオンがここに来るなんて珍しいな、と水をむける。

 部屋に残っている班員みんなをみた保安官は、脇からとりだした封筒をかかげてみせた。


「頼みがあってきたんだが・・・。これは正規手順じゃないから、バートにまずきかないとまずいだろ」


 ここで警備官たちがみんなわらいをもらした。

 

 なんだ?と顔をしかめた保安官に、コーヒーのはいったカップをわたすウィルが、バートはブルーナに呼ばれていったよ、と教える。

「聞いてなかったの?」


「きいてない、というか、ブルーナには、さっき相談したばっかりだ」

 自分の上官の行動力にややあきれたようなわらいをもらし、ザックが用意した椅子にこしかけた。



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