寝すぎても平気なタイプです
……ハッと目覚めて再び僕見参!って何やってんだろ。
いやー困った困った。
あまりにもふもふは気持ち良くって、記憶の整理どころじゃなかったよね。つまり寝てた!
起きてすぐに見たのが肉食獣の顔だよ!?死んだかと思ったわ……。
思わず叫んでしまったけど、あのもふもふも焦って僕の周りぐるぐるまわってさ。
目は回るし、僕のまわりに謎の溝ができたからね。超ミニチュアなお堀みたいなのなったからね。
それで、今なんだけど、どこにいるのか全然わかんない。
もふもふはのんびり泉っぽいところで水飲んでるし。
そうそう、あのもふもふ翼があるの!飛べるのに何故か全然飛ばないけど!
家で飼われてるから身体重いの?運動足りてる?
ぐぅあうっ
あいてっ、ごめんて。肉球気持ちい……いや、でかいな!
戻ってきたもふもふを改めて観察してみる。白い。でかい。翼装備。虎?ライオン?みたいな肉食獣。
うむ、わからん!
「お前は一体なんなんだい?それを聞くと、僕も僕で何なのかって哲学感じだしちゃうかな」
うぁががー
「あ!いまバカかーって言っただろう!僕の悪口センサーなめるなよ」
それにしても天気がいい。まだ何にもやってないのに、また寝そうだ。
グルルルッグルッ
あー、あー、もふもふさん。グルーミングしーなーいーでー。なーめーなーいーでー。
ギャウギャ?グリュン
「それで?僕をどこに連れてきたんだい?」
グワンッ
「おっと……やっぱ毛並み気持ちいい……」
ってあれ?また走るのーーー
あれ、どっかの門が見えるけ、ど……街?
なんで?僕のお家もあの中だよね。
もしかしてーー
もふもふ、僕のせたまま飛んで抜け出した!?
これ、見つかったら僕が怒られたりしない?大丈夫?
メイドと騎士達も怒られてないかな。心配になってきた……。
あ、僕おショタなのに突然胃痛がっ……。
これって僕がいけないの!?




