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オープニング
オープニングは凄かった。
近所からクレームが出るくらい華やかだった。
都内から続々と仲間がやってきた。
これだけの人脈があれば、余裕のカフェ経営が出来ると根拠ない自信でめぐみの心は踊っていた。
反面、もし誰も来なかったらどうしようという不思議な不安が定期的に襲ってくるのだ。
オープンは朝9時。
閉店は21時。
年中無休。
ただ頑張ればなんとかなると思っていた。
派手なオープキングパーティが終わった頃、めぐみの
悪い予感は見事に的中した。
キャリアウーマン、怖いものなし、人脈は広い、
アーティストより集客できる人として、チヤホヤされていためぐみの人生最悪の日々を送ることになるのだ。
こんなに辛い日々なのに生きてこれたのは、珍獣百貨店のような出会いの繰り返しがあったからなのだ。




