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祈の聖女② 「讃歌」
だいにしょうまいにちいのりをささげるせいじょ
そのすがたにえいきょうをうけるにんげんもすくなからずおり
せいじょとともにりょうてをくむひとのなかにははんざいしゃのすがたもすくなからずそんざいした
そしてくにのえらいひとたちはとあるけつだんをくだす
せいじょとともにいのるはんざいしゃにはてをだすなと
あるひえらいひとによびだされたせいじょはしていのばしょにしかたなくあしをはこぶ
そこでひとりのおとこにきょうかいにかようはんざいしゃがわるさしないようにみはってほしいとたのまれる
かのうならほかのはんざいしゃもせっとくしてほしいあのさつじんきのように
たしかにしょうじょはおどされたさわいだらころすとそしてそのおとこのしつもんにこたえた
するとおとこはきょうふとじょうけいがまじったひとみでしょうじょをみ
そしてきいたおれもいのればあんたのようになれるのかと
しょうじょはこたえたさあどうでしょうね
おとこはうすくわらいそのままくらやみへときえていった
そのごおとこはみんなにまじりいのりをささげるようになった
たまになかまをつれてくることもあったさいしょははんこうてきなにんげんも
せいじょとはなすとすぐになみだをながしりょうてをくんだ
まるでほんもののせいじょのようなかつやくにくにはめをつけた




