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祈の聖女① 「祈」
あ
その日、少女は全てを失った。
だいいっしょうしあわせにくらしていたしょうじょはすべてをうしなう
いえはくずれかずくはしにまちからおいだされろじうらでごみをあさるまいにち
そんなあるひひとりのおじさんにさそわれこじいんにはいることに
やさしいせんせいたのしいともだちきになるいせい
わすれかけていたしあわせをもういちどてにいれたしょうじょは
あるひこじいんにひをはなつ
しょうじょはいちどうばわれたゆえにもういちどうばわれたくないとおもった
だれかにうばわれるくらいならじぶんでこわしたほうがましだとおもっただから
しかししょうじょはいきのこったまたじぶんだけ
けいさつのひとたちともはなしたがひどいやけどをみてはんにんではないとはんだんされたらしいざんねんだ
ゆきばをうしなったしょうじょはまたさまよいやがてきょうかいにたどりつく
そしておもいだすかつてせんせいにいわれたことばを
かみにいのればすべてのつみはゆるされる
しょうじょはいのったいのりつづけたまいにちまいにちあさからよるまで
いつしかしょうじょはしすたーとなりいどこをてにいれた
それでもしょうじょはいのりつづけたいつかゆるされるひをゆめみて
そんなかのじょをまちのひとたちはいつしかこうよんだ
いのりのせいじょとだいいっしょうかん
お




