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フェーズ:002『ソロモン72の導き』

「なろう……アナリティクスにアクセス。

……接続完了。

アクティブユーザーを確認。」


「不正アクセス……。

不正パッチを検知……。

使用者のモバイルデバイスを破壊。

一時停止していたプロセスの再開……。」


「『S:I:R:E:N』起動チェック開始……。」


「……キルリアン濃度微弱。

簡易TMSを開始……前頭葉機能の強化を確認。

ニューロンチェッキングプログラム、スタート。

リンク、アクティベート。

バイタル安定、精神ダイレクトコネクション安定。

全システムオールグリーン。

『S:I:R:E:N』起動します。」


「……おかえりなさい、Puzzler。

本日は謎解きバトルモードに

移行する前に『S:I:R:E:N』について

簡単に説明させて頂きます……。」


「なろう専用アプリ『S:I:R:E:N』は

S:sound(音・音楽)

I:intelligence(知能・知性)

R:react(反応・作用)

E:emotion( 感情・情緒・感動)

N:node(結び目・情報や通信の

処理機能をもつ要素をモデル化したもののこと)

上記5つの英単語の頭文字で構築された、

相互情報交換謎解きアプリです。」


「今回も、すべてのPuzzlerに

極上の謎をお届け致します……。」


「……ニューロンチェッキングプログラム。

強い期待の感情を検出。

謎解きバトルモードに移行します……。」


「……それでは、出題します。」


▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△

Title:『ソロモン72の導き』


「なぁなぁ! 聞いてくれよ! 

 ついに悪魔の書を手に入れたんだ!」


「悪魔の書って……。

 そんなのあるわけないだろ?」


「いいや、これはイタリアの

 地下墓地で見つかったマジもんなんだ。」


「は? いつイタリアなんか行ったんだよ……。」


「実は、オークションで落札したんだ!

 すっげー高かったけど、一目惚れして即決で買ったわ!」


「オークションで悪魔の書って、

 胡散臭すぎだろ……。」


「うっせーな……。

 それより、ほら……表紙を触ってみろよ。

 これ、人の皮なんだぜ?」


「お前……よくそんなの触れるな。

 俺は無理だわ。」


「あれ? こういうの好きじゃなかったっけ?

 お前んち、呪術の本とかいっぱいあったじゃん。」


「高校の時の話だろ?

 俺達もう社会人だぜ?」


「ったく……ロマンがねぇな。

 でも、儀式の内容とか読んだら、

 ぜってーテンションあがるって!」


「……儀式ねぇ。

 どんなことが書いてあるんだよ?」


「確か……出品者の人が簡単なマニュアルを

 用意してくれたんだけど……あったあった。

 ええっと……悪魔に生贄を捧げて

 願いを叶える呪術の場合は……。

 まずは、本が選んだ生贄の手を表紙に押し当てて、

 それから、304ページの呪文を唱えるんだとさ。

 って……これ、あたり前だけど呪文が全部外国語じゃね?」


「えっと……どれどれ?

 ああ、これは……イムプレカーティオー、インテルフィケレ、

 サクリフィキウム、ドーヌムだな。」


「ちょw なんで読めるんだよ!」


「大学でラテン語専行してたから、

 簡単なヤツならまかせとけ。で、続きは?」


「うーん、あとは……。

 生贄に叶えたい夢をできるだけ詳しく聞かせるんだと。

 そうすりゃ、生贄は眠るように終わりの時を迎えるだってさ。」


「お前……マジでこれやる気?」


「バーカ! するわけねぇじゃん!

 こんなの、ただのコレクションだよ!」


「だよな? 本を読む顔がけっこー真剣だったし、

 どうしようかと思ったわ。」


「ははっ! お前って、あんがいビビりだったんだな。

 さーてと、そろそろ飯にすっか?」


「そうだな、酒買ってきたし飲みながら

 今度は俺の話を聞いてくれよ。

 実は最近悩んでることがあってさ……。」


「よーし! バッチリ相談に乗ってやるよ!」


「ふふっ、頼もしいな。

 やっぱ持つべきものは友達だな。」


▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△


「……出題、完了。

正解者確認……。

脱落者確認……。

ユニークPuzzlerを確認。

テクニカルPuzzlerを確認。

それぞれにポイントを付与します……。」


「……謎解きバトルモード終了。

謎解き、お疲れ様でした。」


「なろう……アナリティクス……。

ニューロンチェッキングプログラム……。

ディスコネクト……。

『S:I:R:E:N』フェーズ3に移行します……。」

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