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墓標  作者: 杉孝子
17/28

遺書


あなたのことだけを思い続けてきた三年でした

私のことなんて貴女にとってはどうでもいいこと

そんなことくらい私にも分かってました


でも好きなのも事実でした

今まで出会った中でこんなにも思った人はいませんでした

それほどまでに本気だったことをわかっていて欲しいのです


ただあなたに迷惑をかけていたことを謝りたいのです

いらぬ誤解も受けていたと思います

もう少しあなたの気持ちも考えていられたらと後悔しています


これから私は旅に出ようと思います

もうこれっきり帰ってこないつもりです

あたなにも会うことはないでしょう


これが最後の手紙となるはずです

あなたの幸せを私は願っています

これは本心です


だってあんなにもあなたのことを想って苦しんだ私だから

あなたが幸せにならなければ私が今まで苦しんだ意味がありません

どうかお幸せに


最後に一つ聞きたいんですが・・・

もしも私が死んだら

あなたは私のために涙を流してくれますか

お読み下さりありがとうございました。

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