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第8話《Dランク》

投稿管理ミスって書きかけのものを投稿してしまいました。今話についてでした。本当に申し訳ありません。ついでにバックアップも消え‥‥‥内容が大きく変更されているでしょう。本当に申し訳ありませんでした。

 俺がやらかした次の日。ギルドで、昨日のお金を回収しに来た。


「すみませーん、納品した報酬を取りに来ました、フィーレン・エイプレイです」


「ああ、貴方がフィーレンさんですね。これがスライムの核1013個分の代金、銀貨10枚と銅貨13枚です‥‥‥あと、もうしばらくはスライムの核を持って来ないでください。我々の残業が伸びるので。そして、数えた人のメンタルのためにも」


 そのときの受付嬢の顔は、尋常じゃなかった。


「はっ、はい。以後、気を付けます。すみませんでした。」


 まあ、今回はやり過ぎただろう。本当、気を付けないと不味いな‥‥‥とりあえずしばらく納品は止めよう。そして、レベル上げに徹するか。なら、早速探しに行くか!


 ━━━━━

 草原‥‥‥ザコのみ、却下。

 その先の森‥‥‥ウルフが出てきたがザコ。却下。

 山に到着。魔物は━━━ッ!いきなり襲いかかって来やがった!とりあえず避け、カウンターを放つ。

 チッ、一撃じゃ仕留めきれんか。なら━━ッ!

 俺は一旦下がり、相手の動きを見る。そして、敵の攻撃を避け━━━連続攻撃を叩き込む。


「ふぅ〜討伐完了っと。さてさて、なにが落ちたかな?‥‥‥なんだ?石‥‥‥だと?」


 なんだこれ?石‥‥‥としか分からんなぁ。

 こんな時こそ《真理の魔眼》の出番だろう━━━《鑑定》。


 ━━━━━

 《オークの魔石》

 Dランクモンスター、オークの魔石。


 《魔石》

 モンスター、採掘によっててに入れられる石。魔力を貯める性質を持ち、種類や大きさによって容量が変化する。


 ━━━━━

 成る程。魔石、ねぇ。まあ、細かいことは後で考えるか。今はレベル上げだ。魔物を倒し、しっかりと帰らなきゃな。


「‥‥‥おっ、ちょうどいいところにいるじゃん。あれは‥‥‥アークウルフ、か。」


 俺は鑑定を使い、魔物の名前を調べる。あれはウルフ系の魔物らしく、Dランクのようだ。

 俺が戦闘体勢に入ると、向こうも俺に気付いたようで、襲いかかってくる。

 ‥‥‥とりあえず様子見の一撃。俺が絶対に回避出来る体勢を維持しながら放つ。それをアークウルフは軽々と避ける。

 これは‥‥‥スピードタイプの魔物でいいだろう。やれやれ、これは厄介だな‥‥‥よし、やってやろうじゃないか!

 まずはカウンター。ウルフが攻撃を仕掛ける。俺はバックステップで避け、そのときの着地の勢いを利用してカウンターを加える。

 ザシュッ!と、いい手応えを感じる。流石に攻撃後は隙ができるからな。そこをつけばカウンターを当てられる。

 今度は‥‥‥牙か。まあ、狼らしいドロップだな。


「よし、俺の実力でもどうにか戦えるようだ。さて、頑張ってレベル上げだ!」


 ━━━━━

 あれから数日、山と家を往復する毎日を過ごしていた━━━が、ストレージの整理のため、ギルドに顔を出していた。


「こんにちはー、納品に来ました」


 そうして、俺はストレージの中の魔石を取り出していく。もちろん、分別がつくよう、魔物を種類ごとにだ。


「いやー!!止めてください!多すぎです、私たちじゃ対処出来ません!お願いです、もう止めてー!」


 これでもスライムの件よりかは少ないんだよなぁ‥‥‥大体500個位か?まあ、頑張ってもらうしかないだろう‥‥‥なんか罪悪感がヤバいな。俺も手伝うか。


「とりあえず今回はこの辺にしときますよ‥‥‥あと、手伝います」


「それは願ってもないことですが‥‥‥いったい、どんな思惑ですか?」


「いえ、単にあなた方のつらそうな顔を見て、悪いことをした、と、反省してるからですよ」


 いや、まじであのときの顔はヤバかった‥‥‥もうあんな顔は見たくない。

 ━━━そんなこんなで、俺も手伝うことになった。


「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20‥‥‥101、102、103、104、105、106‥‥‥167、168、169、170、171、172、173、174、175‥‥‥あっ、終わった。お疲れ様です」


「55、56、57、58、59、60、61、62、63‥‥‥えっ!?もう終わったの!?信じられない‥‥‥ねえ、君、もう冒険者止めてギルドの職員にならない?」


「あはは‥‥‥すみません、俺、今はまだ冒険者としてレベルを上げていたいので」


「そう、残念ね。はい、これが報酬よ。それと、この魔物、どこで狩ってきたのかしら?」


「え?普通に近くの山に行ってましたけど‥‥‥」


 俺がそう言うと、驚いた顔をし、


「うそ!?ただのEランク冒険者が推奨Cランクのあの山で魔物を倒したと言うの?もし、そうだとしたら、これから一週間後のDランク試験を受ける‥‥‥どころか、実績さえあればCランクの試験も受けれるわよ!」


「ほぇ〜それはすごいですね。とりあえず、Dランクの試験は、どう受けるんですか?」


「ちょっと待っててね‥‥‥あった。はい、これが試験書ね。これがあれば試験を受けることができるわ。当日の朝、職員にこれを渡してね」


「わかりました。ありがとうございます。それでは!」


 俺はギルドを出る。これからどうするかなー‥‥‥またレベル上げか?試験もあるし‥‥‥上げて損はないだろう。


 ━━━━━

 そしてやってきた試験当日。受付に試験書を提出し、今、試験官を待っている。ちなみに、俺の周りには、大体10数名の受験者がいる‥‥‥おっと、誰か来たようだ。


「‥‥‥ふむ、今回はこれで全員か?ああ、俺は試験官のゼグレスだ。これでも、Bランクの冒険者だ‥‥‥さて、まずは俺と模擬戦をしてもらう。いいな?」


 ブォォッ


 その瞬間、風が揺れた。いや、そう錯覚するほどの覇気をゼグレスが発していた。

 周りは後ずさり、その覇気にやられているが、俺は━━━平然を保っていた。

 ‥‥‥確かに凄い覇気だ。だが、こんなものより死を感じる程の、もっと凄い覇気をしょっちゅう感じていたんだ。なら、この程度、どうってことはない。


「じゃあ、俺から行かして貰いますね。《剣製》」


「おお、意外と面白いやつがいるじゃねーか。いいぜ、こい」


 俺は剣を構え、相対する。隙の無い構えをしているゼグレスは、槍を構え、防御の姿勢をする。これはカウンターだろう。

 なら、俺は‥‥‥そのまま攻撃に出る!カウンターを狙ってくるなら、わざと受ければいい!

 剣を振り、反応を見る‥‥‥よし、カウンターをしてきた!

 わざとそれを喰らう瞬間━━━風魔法を俺の体から全方位に放出させる。それにより、ゼグレスの攻撃の軌道が逸れる。


「何ッ!?くっ‥‥‥」


 そこに俺のカウンター返しを放つ‥‥‥が、避けられる。

 チッ、これで決められた自信があったんだがな‥‥‥。

 今は気を取り戻そう。コイツは余裕を見せれる相手じゃない。俺の全身全霊を持ってして挑まないといけないんだ━━━よし、落ち着けた。次の戦法を考えないと。とりあえず、会話で時間を稼ごう。


「それで?俺はどうですか?ご満足いただけたでしょうか」


「ハッ、何がご満足だ。テメェ、俺が油断してたとはいえ、一発与えかけたんだぞ?そんなんがEランクなのはおかしいだろうがよ。Cランクの間違いだろ?」


 どうやら俺のトークはご満悦のようだ。だが、残念、俺はEランクなのは事実なんだよなぁ。しっかし、コイツに効くのはなんだろうな‥‥‥カウンターはバレるだろ?


「いえいえ、俺はちゃんとEランクですよ。ただ、俺の両親から修行をつけられただけです。まあ、今思えば俺の両親はかなりランクの高い冒険者だった気がしますけど」


 カウンターはダメ、突進するのは‥‥‥アリよりの無し。だからって防御してれば‥‥‥ステータスの暴力に惨敗するだろう。なら結局突進が正解っぽいな。だが冷静に動け。焦りゃ多分簡単に俺は負けるぞ。


「じゃあ、そろそろおしまいにしましょうか。俺だけでそんなに時間をかける訳には行かないですし」


 俺のその台詞に、ゼグレスは警戒した素振りを見せる。さっきのカウンター返しが余程意識に残ってるんだろう、隙が本当に見えなくなった。これだとハッタリもなんも使えないか‥‥‥だが、勝てないなら勝てないなりに全力を出せばいいだけだ。俺も忘れてたが、これは試験なのだから━━━。


 ここから打てる最善手は━━━特攻からのゼロ距離魔法。俺は剣術が強いと思われているはずだ。なら、その裏を掻く!

 最も俺に勝機がある魔法、(レールガン)に賭ける!だから━━━

「(瞬雷)(瞬間加速)《剣製》━━━【イースリアブレード×2】━━━いくぞッ!!」


 俺は二刀流にチェンジし、レールガンを無言で準備する。今回の形は一番最初のレールガンをちょっとアレンジしたもの。二本の剣を媒体にする。

 ━━━一瞬で距離を詰める。その加速力から放つのは渾身の突き!


「一番良かった攻撃だが━━━詰めが甘いぞ。勝負を急ぎすぎたようだな。残念だったな」


「いいえ━━まだだ!(レールガン)ッ!!起動━━━消し飛べ!」


 突きの体勢から放たれる最後の一手。その一撃は、確実な手応えを与えさせた。だが、きっとまだ倒されてないだろう。


「ぐぅ‥‥‥ガッ。ふう、なかなかやるじゃねえか。まさかあそこまで思いきった特攻が囮だとはな‥‥‥判断力、戦闘力、共に合格だ。というか、今から俺が申し出てお前の二次試験をなくしたほうがいいレベルだな。お前相手だとこの試験は意味を為さん。いいな?」


「はい、ありがとうございます。試験を受けないで済むのは、感謝しかありません」


 俺は試験はめんどくさいと思う人種だ。あとテストも。まあ、過ぎたことだが。


 ━━━━━こうして、俺のDランク試験は幕を閉じた。

 しっかし、レベル差っていうのはかなり響くことが改めて理解させられたな。確か‥‥‥基礎教育学校の入学まで、あと二年だっか?まずはそこまでにレベルを40まで上げる。そして、Cランクの冒険者にもなっておこう。あとは‥‥‥新技術の習得、かな?



 



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