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第十六回 校正とか情報解禁とか

 脱稿から十日ほどして、宅配便で校正ゲラが届きました。

 打ち合わせの時にWEB版をプリントアウトしたものを頂きましたが、その後もずっとペーパーレス・横書きでやってきたので、紙に縦書きで印刷された拙作が新鮮です。

 今度はタイトルページや目次など、ちゃんと本の原稿に形になっているので、なおさら感慨深いです。


 ファン文庫の書き手さんは他社での出版経験がある人が多いようなのですが、私は商業出版が初めてな上、紙の同人誌の経験もほとんどないので、何も分からず、編集者様に、校正記号や校正の実例をメール添付で送っていただき、見よう見まねでの校正です。

 誤字脱字は、原稿提出前に、かなり徹底的にチェックしたつもりなのですが、紙に縦書きで印刷してあるものを見ると、また、いくつも見つかります。


 そしてゲラの返送、しばらくして今度は再校ゲラの受け取りとチェック、そして返送。この期に及んで、まだ、WEB版掲載時から見逃され続けてきた単純な誤変換を新発見して、

遠い目になったり……。


 その合間に、出版情報が解禁になり、予約受付も始まり、ツイッターや日記で書籍化を報告したり、構想時にお世話になった創作仲間たちに献本の打診をしたり、書影が公開されたり、なろうの活動報告でもお知らせをしたり……と、今まで表面上は普段通り(というか、改稿に忙しくてツイッターへの浮上率が下がったので普段より静か)だったネット上の身辺も、にわかに慌ただしく動き出しました。

 ネットの仲間たちから祝福を受けて、一気に、本当に本が出るんだという実感が高まります。


 また、書籍化公表前には、作品の取り下げについて、あらためてご相談し、『なろう版は削除し、サイト版は残す』ということで合意しました。


 WEB版『木苺はわたしと犬のもの』に関しては、ネットの創作仲間と一緒に作り上げた作品だから私一人だけのものではないという思いがあり、それを私が勝手にネット上から消し去ってしまってはいけないような気がしていたので、サイト版を残せることに、ほっとしました。


 そして、ツイッターや『なろう』の活動報告、サイトの日記でも、『なろう版は取り下げ、サイト版は残す』と、アナウンスしたのですが……これについては、この後、どたんばでどんでん返しが起こります。(活動報告ではすでに報告済みですが……)

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