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プロローグ

 かつて、『コレテア』という端的言ってしまえば、異世界と呼ばれる世界があった。

この世界は、超高度に文明が発展していて、具体的にいうならば、武器を融合させて警備用に使役した魔物や魔法と組み合わせることで何倍も威力が上がる銃等挙げれば切りがないのだが、『コレテア』には、一つ問題があった。

それは、この世界の神の存在だ。

この神は、気まぐれで数々のヤバい事件を起こしていた。

具体的な例を挙げるならば、一つの都市に猛毒のガスを漂わせる魔物を産み出して都市機能を麻痺させたり、とある都市では、隕石を落とそうとした等両手で数えたら切りがない位のやらかしをしているのだが、中でも最大のやらかしは、『コレテア』の住人を全(・)て(・)別の世界に転移させてしまったことで、しかも、大陸ごと転移させてしまったのです。

その世界というのが、我々が住む『地球』で、『コレテア』の人々は混乱し同様に地球の人々も混乱し混沌としていた。

しかし、その状況を一変する……いや、さらに悪化させる出来事が起きてしまった。

それは、『コレテア』の6つの大陸の6つの国家の都市にあった『魔導核融合炉』と呼ばれる都市だけでなく大陸全土を賄えるほどのエネルギーを産み出す事が出来る装置が、大中小合わせて6基全(・)て(・)が(・)爆(・)発(・)し(・)て(・)し(・)ま(・)っ(・)た(・)のだ。

しかも、同時刻に同時に爆発してしまった為に被害は『コレテア』の人々が万が一の時を想定していたシミュレーションを遥かに上回り、『コレテア』の世界と地球両方の人口の半分がこの爆発の犠牲となり、さらに、爆発の爆風により一部の都市以外の全ての都市が壊滅し生き残った人々は、残った都市に集まった。

だが、貧困格差がひどく貧困街と富裕街と都市内で二分されていた。

それと同時にある問題があった。

一つ目が、『魔導核融合炉』の爆発によって元々魔力が乏しかった地球に大量の魔力が流出した事で、これにより元々いた地球の人々に魔力を保持するようになり、魔法が撃てるようになった。

二つ目が、魔力があったが故に、『コレテア』の人々が生まれながらに持っていた『スキル』というのがあったのだが、地球に魔力が蔓延した事で地球の人々にも『スキル』が発現し始めた。

三つ目が、先述した武器と融合されて警備用に使役した魔物が『魔導核融合炉』の爆発によって元々警備していた都市がなくなった事により野生化し繁殖、侵入、進化して手に終えない状況になってしまった。

四つ目は、二つ目の事と都市崩壊の混乱により貧困格差が広がり、犯罪率が急上昇してしまった。

五つ目は、『魔導核融合炉』の爆発によって荒廃した場所を再生復興しようとしていた時に、『コレテア』では、当たり前の用にあった『迷宮(ダンジョン)』が各地に出現し繁栄をもたらしたが、同時に厄災級の魔物が現れたりと混乱を巻き起こしていた。

六つ目、これが最もやっかいな問題なのだが、元々、『コレテア』の世界には、『厄災宝(アーティファクト)と呼ばれる名有り(ネームド)の魔物や、『迷宮』の宝箱から出るもの、二つ名持ちの罪人等の『コレテア』の神が認めた使えば、都市を壊滅させる事が可能な程に凶悪にして強力なアイテムや素材が有り、それらは、『コレテア』では、コレクションとして所持する者がいれば、細心の注意をして使う者場所によっては、使用すら禁止にする等様々だったのだが、それは、あくまで『コレテア』での話だ。

では、地球ではどうか? 

答えは、簡単。

知らない地球の人々が、使用して大惨事を起こした例が何度もありついには、法律で規制したが使用者が相次ぎ出来たそばから緩めるという事象が起きてしまった。

さらに、『コレテア』にあった『厄災宝』に加えて、地球に元々あった過去の遺物や、過去に名前がつけられた動物に関係する物や、シリアルキラーの使っていた道具等が『厄災宝』に変わってしまい博物館から窃盗する輩が現れたりした。

だが、それだけでは、終わらなかった。

『コレテア』では、あまり発生しなく、元々数が少なかった『迷宮』だが、地球に来てからは、数が増えたために『迷宮』をクリアした時にも『厄災宝』が出るため一攫千金目当てで冒険者になる人も多くなった事で発見された『厄災宝』で大惨事が起きた例も、あった。

そして、貧困格差が広がった事で革命を起こしてやるといった若者や老い先短い老人が使うケースがあり、闇での市場が高く警察も対応に迫られていたが、ならば逆に『厄災宝』を使って止めようとするが、力に飲まれて暴走するケースがあり警察も使用を禁止にする程だった。

 だが、ある時とある『厄災宝』の研究者が、人体と『厄災宝』を融合させたらどうだろう?と考えた論文を出した。

しかし、それは倫理的にやってはいけない禁忌だと学会で猛批判が起きその研究者は学会を去った。

だが、その研究者は諦めていなかった。

研究者は自ら出資者を集めようとしたが、無論全て門前払いされた。

とある組織を覗いては……

その組織は、元々、東京という生き残った都市を拠点に裏で活動していたマフィアで研究者のプレゼンに興味を持ち出資した。

そして、マフィアは、『厄災宝』を数十個と男子五人と女の子一人を渡し研究者は見事に『厄災宝』を融合させる事に成功させた。 

だが、そのマフィアは、後に国に潰された。

しかし、研究者は捕まりはしたが生かされた。

そして、男子五人と女の子一人は無事に保護された。 
















 

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