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抹茶黙示録  作者: 火者
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通勤は退屈だ。

山名愛子は東京に住む17歳の女子高生。毎日同じ抹茶ラテを飲むことに飽き飽きし、人生そのものにも退屈していた。そんな彼女は、人生をもっと刺激的なものにするため、緑茶をひたすら飲み干すことに執着するゾンビを雇い、世界を破壊して混沌を巻き起こそうと企む。

一方、あるヤクザの組長は、好物の抹茶が豊富にあることを利用して利益を得ようとしていた。

**警告:ゾンビとグロテスクな描写が含まれています**


バスのエンジンが轟音を立てて始動した。


愛子はあくびをした。時計を見ると、7時5分。朝だ!人生ってなんて残酷なんだろう。


太陽が昇り始め、東京の広大なコンクリートジャングルを青白い光で染めていた。そんな朝の輝きを美しい、あるいは魂を揺さぶる歌声とさえ呼ぶ人もいるだろう。


でも、愛子は違った。愛子は朝が大嫌いだった。早起き。疲れを隠すための手早く済ませる化粧。ドライシャンプー。制服。すべてが…退屈だった。

彼女はプラスチックカップにストローを差し込んだ。抹茶ラテだ。毎日同じものを注文し、毎日同じバスで学校へ行き、毎日同じ制服を着ていた。


誤解しないでほしい。抹茶ラテは美味しかった。甘い香りが全身を駆け巡り、一日中元気を与えてくれた。でも、それでも退屈だった。ただただ退屈だった。


彼女はもう抹茶ラテを飲みたくなかった。


違う味が欲しかった。




ご質問、感謝の気持ち、ご批判、ご意見など、お気軽に著者までお寄せください。著者はすべてのコメントに、可能な限りお返事いたします。翻訳作業のためお時間をいただく場合がございますので、ご了承ください。よろしくお願いいたします。

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