何周目?…
「や…やめ !」
……血が
「ちゅんちゅん」今日も鳥の声がする。いつも通りの朝だ。「もうこんな時間か、はぁそろそろ学校行かないとな。」
俺は深いため息をついた。今日も、いつも通り校門を通るのは閉まる2分前。「もう少し登校の時間遅くしてくんなぇかなー」なんて思いながら今日も学校の校門を通る。
「よ!!今原」後ろから誰かが声をかけてきた。
「はぁまたお前か、健いつも家でんの遅いなお前」
こいつは、永泉健高校に入った時一番初めに俺に話しかけてきたやつだ。根はいい奴っぽいが、俺は少し苦手だ。「お前に言われたくないな。」健は、にやけながら言う。「てかさ、昨日のニュースみたか。」教室に向かいながら話をする。「なんのニュースだ?」俺は興味なさそうに聞く「いやな、最近ここらへんで幽霊が出るって噂になってんの。」「へぇでもなんでそれがニュースになってるんだ、そんな幽霊なんてここらに限らずいるだろ。」「違うんだよそれが、それを見た人がニュース取材を受けててさ」「なんの取材なのそれ」「自分以外にもう一人神社に人がいたらしいんだが目の前でいきなり血を流して倒れたんだってよ。」「警察を呼んだみたいだけど死因が原因不明だと」「なんだそれ、面白そうじゃん」誰かが話に入ってきた。「おい北邪魔しないでくれよ今は今原と話してるだろ」「えーいいじゃんかーわたしにも聞かせろよ。」こいつは、北倉優羽喋ると男っぽいが、見た目は最上級。言えば普通に可愛い。クラスの人気者で、男からは優、女からはゆっちゃんと言われている。「その幽霊ってやつ探してみようよ」優は、ワクワクしながら言う。「いいけどお前怖がりじゃん」健が、おちょくる。「いや待てよ俺の同意してから話を進めろよ!なんで勝手に進めてんだ。」「じゃあいい?留斗」「いや無理だよ。俺怖いの苦手だし。」「えーなんでだよーお願いだよ。本当に…」優は、残念そうに言う。「ふ、何度言ったって無理だよ優、しつこいと嫌われるぞー」「うるさいな、あんたもあんな行きたそうに話してたじゃない」「無理なもんは無理だ。俺が一番知ってるからな留斗は究極のめんどくさがり屋だから、何度言っても理由つけていかないぞ。しかもしつこいやつ嫌いだしなお前も留斗のこと好…あ、ま、まぁとにかく無理だよ諦めよう」なんか言いかけていた気もするが、俺のことわかってんじゃん。「そうだなたまには、健も俺のことわかるんだな。そうゆうことだすまんな優」「ちぇっつまんないの」「てかお前ら早く席つけよ授業始まるぞ。」




