表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
潭月 -たんげつ-  作者: 雨夜柊佳
幸せな食卓
PR
47/48

episode 11

僕は先生に出会って少しずつ心が溶かされていった。




あの頃、先生に出会っていなかったら僕はこの世に存在していなかったかもしれない。




それ程追い詰められていたと大人になって振り返ったらそう思う。






…彼女は当時の僕と同じ目をしていた。






『…私に礼など不要ですよ。気持ちだけ受け取らせて頂きますね。


その代わりに



…君の目の前に以前の君のような子がやってきたら話だけでもきいてあげてください。』






そう目を細め微笑む恩師は白いベッドで僕にそう託して目を閉じた。







…ガンだった。




今でも恩師の死を思い出すと心が抉られるように辛い。



4年前の事だった。



僕の合格を待っていたかのように先生はずっと今か今かと自分の事のように待ち、その後言葉を残して亡くなった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ