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今後の目標

古の2巨人に連れられ、浄化される事になったルシフェル。そしてナルガスがこの世界ではまだ会った事のない、輪廻転生の輪から外され永遠の滅びに入る者達の最後がきた。


私利私欲の限りを尽くした数えきれない連中が今、一人残らず光の鎖に繋がれ天に連行されていくのをこの地上にいる全ての民が静かに眺めていたのである。


「こ、これが裁きの時なのか…壮絶な眺めであるな」


「国王様…私達がもしナルガスさんと出会う事なく彼らと同じ事をしてしまっていたら、同じような目に遭っていましたね」

ミアギルド長も複雑な気持ちで、裁かれる者達の末路を静かに見届けていた。


「ナルガス、お前のおかげで永遠の裁きに入る人数をあの程度に済ます事ができた…管理人である神として深く感謝する…」


「神様…その口ぶりだと、もし俺が異種族との交流をしていなかったなら更に増えていたと言うのですか?」


「そうだ…最悪ゲラルドに来ていなければ、為すすべなくお前もお前の家族も種族間の戦争に巻き込まれて死んでいただろうな」

マジか!じゃあ俺は、かなりギリギリの所で危険回避してきたんだな…


「お兄ちゃん、本当にこの世界の救世主になっちゃったんだね!私もこの世界に来れて本当に良かった‼︎」


「ありがとうなレダ、俺のそばにいてくれて…」

気づくと俺はそのまま、優しくレダを正面から抱きしめていた。


「ふにゃあ~♪」


「…ナルにぃ達、本当に熱いわね?」


「「「………」」」

ラーナはかなり嫉妬した目を…ってあれ?何やら見覚えのある三人までもが、同じくすごい目で見てくるんだが?


「レアナ、俺達の息子は本当にモテモテだな?ははは」


「ウフフ‼︎本当ねあなた、将来が楽しみだわ!」


「ナルガス様ぁ~!」


「ナルガスさぁん‼︎」


「ナルっちぃーー⁉︎」


三人娘「会いたかったぁーー‼︎」


「うおぉ⁉︎」


「んに"ゃあーー⁉︎」

それぞれ成長した姿の彼女達に後ろから抱きつかれて驚く俺。


レダがすぐに反応して、彼女らを離れさせようと必死になっていた。


「ダァメ!お兄ちゃんは私の旦那になるの‼︎」


三人娘「レダ先生には負けません‼︎」

なんだこれ…


「アタシも混ざる~!」


「ぐお‼︎…おいおいラーナ、相変わらず頭突きするんじゃないよ⁉︎」


「ガハハハ‼︎まあ大目に見てやってくれナルガス!うちの妹は無邪気さが一番のウリだからな?」


猫族娘達「レダセンセーずるーい‼︎」

待て待て…俺はこの大勢いる猫族娘達の事は知らないんだが?何故そんな獲物を見るような目で、俺の方を見てるんだよ。


「おーいナルガス!転生前に俺が忠告したの忘れたか?この世界にいるメスの猫族は求愛行動が盛んだと…3歳の頃から発情していたレダを見て、心当たりがないなんて言わねえよなぁ?」


「う"⁉︎」


「お兄ちゃ~ん♪」

レダはまだ離れまいと、変身状態が解けていない俺にしがみづいていた。


猫族娘達「二"ャアーー…」

あ…これ本当に発情期のメス猫だわ。


「「「「ひゃあ⁉︎」」」」

その迫力に思わず離れてしまったコロッポ、リノッコ、ドレア。そして、一緒になって抱きついていた同じ猫族なはずのラーナまでも俺から離れてしまった。


「え、えーっと?神様…これはどうすればいいんでしょう?」


「はっはっは‼︎逃げたきゃ逃げればいいじゃねぇか?」

神様は面白そうに笑いながら、もっともな助言を出してはくるがレダはしがみ付いてるし…うーん、やむを得んか。


「ひゃん⁉︎」

俺はレダをひょいと胸の前方に抱き上げる。言わば、お姫様抱っこというやつだ!


猫族娘達「あ~~⁉︎」


「神様、ちょっとレダと一緒に遊んで来ますね?それとお父さ…ううん、父さん母さんはゲラルドで待っててくれないかな?今日中には戻るから!」


「‼︎…おう、思う存分遊んでこい!」


「この子ったら、一気に大人の心持ちになっちゃって!

良いわ…暗くならない内にちゃんと二人で戻ってくるのよ?」

二人は満面の笑みで俺達を送り出した。


「分かった!じゃあ皆!後でね?レダ、しがみ付いてろよ」


猫族娘達「ブーブー!」


「エヘヘヘ!うん‼︎」

脱兎の如く、生徒のメス猫達から逃げていると俺の心に神様が語りかけてくる。


(ああそうだナルガス、どうせなら南の都市国家へ先に行ってやってくれないか?お前に会って欲しい奴がいるんだが、ロウガって名前の神官だ)


(はい、構いませんけど…そこって今は大丈夫なんですか?)


「お兄ちゃん、誰かと話してるの?」


「神様が話してくれてるんだ、レダも聞きたい?」


「うん聞く!」

神様はその会話を聞いていたので、 レダにも伝わるようにした。


(そうだな…レダにも知ってもらう必要がある話も、おそらくそこで聞く事になる

だが心配するな二人とも、あそこにはさっきの裁きによって既に悪い者達は一人も残っていない

だからグラゼンドに着いたら竜族の神官を探すんだ…良いな?)


「「はい!」」

俺は大きく右に旋回して、南にある都市国家[グラゼンド]へと向かった。


俺達が先にたどり着いたのは、かつてレダと父さんが暮らしていたゼンドランだった町の跡…時々、当時住んでいた猫族と思われる焼けた骨がまだ僅かに散らばっていた…


「レダ…平気か?」


「…大丈夫、ありがとうお兄ちゃん」

俺が暮らしていた所でも無いし、ここの連中には良い思い出が無かったとしても正直平気でいられない。


レダも、心が強くなったもんだ…


「この町を通り抜けて更に南に行くと、神様が言ってた都市国家・グラゼンドがあるんだよ?

私もそんなに何度も行けた訳じゃないけれど、ここよりも居心地は悪かった」


「そうなのか?」

俺はレダと二人で道だった場所を横に並んでともに歩きながら、当時の話をレダから聞く事にした。


「うん…大まかに言うとね?私とお兄ちゃんがいた前世にちょっと似てた

今思うと、転生前のお兄ちゃんが別の世界に行きたいって気持ちになっちゃうのも分かる気がする」


「そんな場所だったのか…神様が安全だと言うからには、今はそうでないことを願うしかないな」


「多分大丈夫だと思うよ?確か古の巨人様…だったよね、その二人が悪者を輪廻転生?から外す為に一斉にあげられてたのが見えたはず……そこの大半はこの先にあるグラゼンドだったから!」

レダは努めて明るい笑顔で話しかけるが、どこか怯えているように見える。それは多分、この町にまだ町民の霊達が彷徨い続けているせいかも知らない。


俺のスキル:神眼は、もしかして霊体も見えるのか?


「分かった!じゃあせめて行く前に、近くまで迫ってるこの廃墟を彷徨い続けてる猫族の霊達を俺達で一人残らず成仏させてやろう!

これから出す俺の水魔法に癒しの光魔法を合わせてくれないか?」


「霊⁉︎…うん、良いよ!お兄ちゃんの事だから良い方法があるんだろうし!」


「流石レダ!もうお見通しだな……行くぞ?」

俺が水魔法の凝縮を行なっている間に、レダは癒しの魔法を注ぎ込んだ。


「おし、じゃあ行くぞ!…それ‼︎」

俺とレダ。二人で融合させた水魔法を上空に放つと、それは弾けて小さな雨となり優しく降り注ぐ。


「……」「……」「……」

言葉は語れないが、亡き猫族の魂達はその雨を浴びて一人ずつ安らかに昇天していく。


「綺麗な雨‼︎」


「思った通り水属性と光属性の相性は良い

コウドル達が暮らす国では、俺の水魔法で一時水浴びをして楽しんでたんだ…その時に思いついたのがこのシャワーだったんだけど、想像以上の結果で俺も驚いたよ!ありがとなレダ」


「ううんどういたしまして…これでこの町があった土地から悪い感じが消えたんだもの!私の方こそお礼を言わなきゃ!ありがとうお兄ちゃん‼︎彼らを救ってくれて」

レダが見せるその純粋で眩しい女神のような、素敵な笑顔を見た俺はしばらく釘付けだった。


そして気づいたらいつのまにか…


「っ‼︎」

俺は自然とレダの唇に、キスをしていた。


「ぷはぁ…お、お兄ひゃん♪もっとぉ!」


「ああ、幾らでもしてやる」

ほんのしばらくの間俺達は、互いの唇を求め合い続けたのだった。


周りには生きてる者達は一人もいない…

だが、昇天していく猫族の魂がまるで祝福するかのように輝きを放ちながら消えていく姿は、とても幻想的な光景に思えた。


「えへへ…早く行かないと日が暮れちゃうね?すぐに急ご?お兄ちゃん!」


「ああ!」

ゼンドランを通り抜けしばらく街道を進んでいくと、賑やかな笑い声がここまで聞こえてきた。


「とても楽しそうな声がするな、レダ」


「うん!昔とは本当に大違い…」

橙色の柱が二つ立ち並び、門番はそこには立っていなかった。


その先から、愉快な声が所々から聞こえてくる。


「お、見ろ皆⁉︎ゼンドランが滅んで以来初めて外から来た冒険者だ!

ようこそグラゼンドへ!嘆きの町跡と化したゼンドランを通り抜け、良くここまで来てくれた‼︎」

熱烈な歓迎を受けて少し驚く俺達は、満面の笑顔を見せている男性猫族とその後ろにいるあらゆる種族の民達から嬉しそうに招かれた。


「これは一体、何の騒ぎなのですか?」

俺は思わず口を開いた。


「とてもめでたい事が起きたんだ!他種族の連中達はもちろん、俺達猫族の民までもが前グラゼンド王によって虐げられていたんだ…

グラゼンドの王だった奴とその側近や親族、並びに奴らと縁がある者から奴らにすり寄っていた権力者の全てが、一人残らず天から裁きの為に連行されていったんだからな‼︎」


「私たちはずっと耐えてた!あの悪政が一日でも早く途絶えてくれるのを……今日やっとその時を迎える事ができたのだから、神に感謝の叫びを皆であげていたの」

犬族の若い女性の目からたくさん涙が溢れ出し、嬉しそうに泣いていた…


「お兄ちゃんのおかげでこんなに沢山種族の人達を喜ばせる事ができたのかもね?(小声)」


「なんか実感はあまりないけどな…喜ばれているところ一つ聞きたいのですが、良いですか?」


「おお‼︎なんでも聞いてくれ」


「はい、竜族のロウガさんと言う神官様がおられると聞いたんですが…」


「⁉︎ロウガ様と関わりのある者か!」


「ええまあ…まだ直接お会いしたことは無いですけど、俺はナルガスと言います。」

俺が名を明かしたからなのか、突然皆の目の色が変わる。そして…


「ちょうどいい所においで下さいました救世主ナルガス様!

あの方…ロウガ様は今、この先にある教会にてあなた様に会うのを心待ちにしておられます

どうか今すぐに、ロウガ神官様の所にお越し下さいますようお願い致します‼︎」


「改めてお兄ちゃんが救世主様呼ばわりされてるのを聞くと、なんだかとっても嬉しい!」


「さっきもこの妹…レダには言ったんだけど、そんな呼ばれ方をされる真似はした実感は全くないんですけどね?」


「何をおっしゃいますか、ロウガ様が私達にそうおっしゃられたのですよ?

[ナルガスと名乗る方が天の裁きの後に来られる…その方こそ、この世界に秩序と愛を学ばせて下さる方だ]と!」


「う、うーん…俺が神様から最初に言われた内容とは少しズレてるような気がするんだけれど、まあ一度話してみるか!レダ行こう?」


「うん、お兄ちゃん!」


「レダ‼︎もしかしてあの賢者夫婦の…」

近くにいた竜族の女性がふと意味深な言葉をもらす。


「!私の本当の両親について何か知ってるの⁉︎」


「ううん、私もあなたの事はロウガ様から一度聞かされた事があるだけなの…だからナルガス様と共に教会に向かって直接聞いた方が良いわ」


「は、はい」


「俺がご案内致しますお二方、どうぞこちらへ…」

俺達は犬族の男性に導かれて、とても神々しい者を見ているかのような視線を周囲から向けられてる事を気にしつつも、件の教会へとたどり着いた。


立派な作りをした扉を押して入っていく俺達のそばで、犬族の男は大きな声をかける。


「ロウガ様!ナルガス様達をお連れ致しました‼︎」


「おお、ご苦労様でしたルドウ!もう下がって良いですよ?この後は宴があるそうではないですか…行って準備の手伝いをお願いします」


「はい、かしこまりました!」

ルドウと呼ばれた犬族の男は俺達に一礼した後、静かに身を退いて行った。


「では改めてですが、初めましてナルガス様……いえ皇なる様とそして、同じ世界から来られた猫にしてレイドル・パラクレトスの娘、レダ・パラクレトス」


「レダ…なんか、すっごい呼び名が名前についてんだけど⁉︎それが本名か!」


「わ、私もよく分かんない‼︎」


「ははは、彼女が知らなくて当然ですよ…レイドル夫妻はあなたが生まれた直後に、真名であるパラクレトスのみを封印されたのですから!

今私がその呼び名を出したので、恐らくあなた方の世界でよく聞かれている…[ステータス]に間もなく浮かび上がって来るはずですよ」


「…本当だ‼︎はっきりと私の名前の後ろにパラクレトスがついてる!でもどうしてここまで?

ただ賢者の娘だからってわけじゃ無いんですか?」


「その通りです!あなた様はかつて鬼猫…ライが来る以前の時代に起きた、古の戦争を終結させるきっかけとなった猫女神と呼ばれし英雄:[レドルアシダ・パラクレトス]の子孫だったのですから」


「「えぇーー⁉︎」」


「ふふふ、確かに驚く話でありましょうね…だからこそ前王であるグラゼンド王は、どのような経緯でかは知りませんがその真実を後ほど知り、いずれ自身の王位が損なわれる事を恐れたのではと私は思います」


「そうなのか…俺は悪魔ルシフェルが暗躍してたからなのかとちょっと思ったんだけどな?」


「…天使長ルシフェル様はやはり悪魔だったのですね?一度だけ神から聞かれされてはおりましたが」


「そうですね…でもまぁ今は大丈夫だと思いますよ?先代の神である古の巨人様がルシフェルの魂を清めると言って連れて行きましたから」


「なんと素晴らしい‼︎それならば二度と裁かれた者達が今後増えない為に必要な決まり事を今すぐ考えていかなければなりませんね!

ナルガス様達も良ろしければ、今宵まで共に…」


「ごめんなさいロウガ様…俺達は今から一度、ゲラルドに帰らなければいけないんです

もしよろしければ、またこのグラゼンドに足を運んでも良いですか?」


「大歓迎でありますとも!またのお越しを、心待ちにしておりますね?」


「ありがとうございますロウガ様!…ちなみに今の俺の姿なんですが、実はルシフェルの後に判明した別の敵意である、デモンイーターと言う闇の鎌との戦い以降ずっとこの変身が解けなくて……なので解き方がご存知ならできたら教えて欲しいかな、と」


「や、闇の鎌:デモンイーター⁉︎それは一体誰が使われていたのですか‼︎

ひとまず、あなたの変身という事については私から伝えられる事は何もないとしか言えません…」


「そうかー…」

俺は少し残念そうに俯いた。


「…えっと、あの鎌って確かイェルガー族のラーナちゃんが使っていたよね?お兄ちゃん」


「そうだ…まあ既に、闇属性の力は消えたかも知れないけど」


「左様ですか…分かりました!でしたらまた次に来られる時に、そのラーナという子も連れてきていただけますか?私の方から後に必要と思える恩恵のスキルをその子に与えましょう」


「それはいいですね!あの子もきっと喜びますよ…ではロウガ様、またお会いましょう!」


「また来ますねーロウガ様ー‼︎」

俺とレダはロウガ様に向けて手を振りながら、この教会を後にした。


グラゼンドの門前広場には先程ロウガ様から呼ばれていたルドウさんが、ロウガ様に準備するようにと言われていた宴の準備中をしていたらしく、大勢の民がせっせと支度を済ませていた。


「おおナルガス様!俺達の宴に参加されるんですか?」


「ううん違うんだ…俺達今日のところはゲラルドに戻らなければいけないから、参加はできないよ」


「そ、そうですか~…」

そこまで露骨に残念がられると、なんか悪い気がしてしまうよなぁ。でも、両親とも約束したからね…


「大丈夫、またここに来るから!その時は何人か連れて来るよ」


「はい!是非、是非とも⁉︎」


「分かった、分かったから‼︎」

いやあの、顔近いって…


「…じゃあまたねルドウさん‼︎」


「お!お気をつけて‼︎」


「すっかり有名人だな俺達…」


「あはは!特にお兄ちゃんがね?」

う……肩身が狭くなりそうだ。


俺達は正門を超えて、来た道を通って歩いていく。


「どうしようお兄ちゃん…今から思いっきり走ればギリギリ間に合うかもだけれど、行けそう?」


「そうだな…よし!少しの間空から行こう‼︎レダもう一度抱っこするよ?」


「キャッ♪…んもぅ、お兄ちゃんて時々大胆だよね…まあ嬉しいから良いけど!で、この後どう移動するの?」


「こうするんだ…よ‼︎」


「ひゃあ~⁉︎」

俺はひとっ飛びで近くにあった木の上にある枝へと飛び乗り、更にそこから大きくジャンプした。


「うわぁ、たっか~い‼︎」


「まだまだこれからだよ?…円風刃・ライド‼︎」

俺は一人分の足場くらいな大きさにした円風刃の上に乗れるように、真下へと技名を発動した‼︎


「えぇ~~⁉︎」

本日何回目の驚き声を俺は聞いたのだろうか?


「これで、西の街道付近までは飛んでいくけどその後は木の上をジャンプしながら進むから捕まってな……って、怖いかレダ?」


「こ!怖いけど、お兄ちゃんがいるからなんか楽しい~‼︎」


「それは良かった!MPの消費がすっごく早いから、短時間しか飛ばないのが辛いところだよ

本当は最後の切り札として、あのハニワゴーレムをこれで切っても良かったわけなんだが……」


「いや、もう十分すぎるほどすごいのは分かったからね?お兄ちゃん⁉︎」



ナルガスとレダがゲラルドへと向かう為のその一部始終を、なんとグラゼンドの民達はしっかりと目に焼き付けて見届けていた。

そして円風刃を解除した彼は、 レダを抱いたまま軽々と木々の枝をジャンプして速く移動していく。


今後の目標が新たに見えてくるかも知れない。そう感じながらナルガスはゲラルドに到着したのであった…

攻撃用だった円風刃の上に乗って移動…なんかどこかのバトルマンガみたいなシーンが終盤に出てきちゃいましたね…


次の更新は22時頃にします〜。

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