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最強チートの持ち腐れ  作者: 三波 秋弘
国を巡る旅
43/43

無茶苦茶ハンティング

夢を見た、元の世界で家の自分の部屋でタブレットを見ている夢だ

そこから聞こえる音は外のベランダで父親のライターの鳴き声と母のミシン、そしてスマホから流れる好きな曲

タブレットには今やっているゲームの攻略サイト、しかしその夢はタブレットの画面が割れるところから崩れ始めた、腰掛けていたベッドが消えたかと思うと手にはナイフと銃

それに戸惑い投げ捨てると手は真っ赤に塗れている、血、生きる者が流す血、恐怖を覚え必死に服で拭うが薄まるどころか逆にどこからか血が溢れ指先から垂れてくる

無音の声が響きそれを見ると剣を持った男、俺がダンジョンで最初に殺した盗賊団の親分、大剣で俺を切り裂くが刃はガラスが割れるような音をたて男の顔は異形に変わった、目の部分が爪か何かで突き刺されたかのように

(死を受け入れろ、それしか道はない)

その言葉を信じてはいけない、受け入れれば俺は体を裂かれ、死ぬよりも恐ろしい目にあう

受け入れればもっと、ならば全てを殺し安全を確保すればいい

体から赤く黒い煙が上がり耳から。口から。毒が溢れそれは体を飲み込む

誰かが剣を振るった、腹に蹴りを入れると上半身が吹き飛んだ

誰かが斧を振るった、爪で切り裂き死体が転がった

誰かが弓を射った、羽で竜巻を作り全てを墜とし射った者を裂いた

誰かが背後から魔法を撃った、尻尾で魔法使いごと叩き潰す

足元に広がる血だまり、それには黒と赤の怨竜の鎧を着た俺ではなく

4本の巨大な脚、何もかもを切り裂く強力な爪、攻撃を通さぬ強靭な鱗、殺した者を取り込む巨大な体

その姿は本来の姿のヴェノムドラゴン()だった


「はぁっ…?!」

その場から飛び起きあたりを見回す、道路を走る車の音も外から漏れる光もない

「よかった、のか?」

体を伝う汗、鳥肌も立ち気分は沈んだまま。アリサはいないはずだが心にはもう歪んでしまったのだろうか

もう一度寝ようかと思ったがまたあの夢を見ては敵わない、ろうそくをつけ読みかけの本を読む事にした


眠い目をこすりながら息を細める。薄汚れた槍を握り水面に映る魚影に放つ、霊薬で筋力を上げたお陰で槍は一直線に飛び水の中の魚を突き刺し水面に赤黒い血が浮かぶ、柄に括り付けた縄を引き魚を引きずりあげる。

50センチはあろうデカさの魚を抱きかかえ木陰に敷いた麻布の上に置いた、槍を抜くと臓物がこぼれだす

慣れない手つきでナイフ片手に解体し内臓を取り出す

ここは孤児院が魚を獲るのによく使う川で川の近くには内臓を捨てる穴がある、そこに内臓を捨て木陰で一息つく

今日はリックと俺は別々で狩りをしている、俺はこの槍で魚を獲っている

よく漫画とかで意味なさそうな家事とかが修業だったとかはなく槍、斧、ナイフを日替わりで使っている

「どうよ、俺ちゃんの腕前」

誇らしげに解体の成果をリックに見せそっちは?と問いかける

「まぁこんな感じだな」

見せられたのは4羽ほどの鳥、弓や銃の類は持ってないし魔法の流れは見られない

剣を投げたか?それにしては切り傷がきれいだ…

「どうやって獲ったんだ?」

率直な疑問の答えは簡単だった、「飛んだ」

「はぁ!?と、飛んだって、橘のステップみたいにか?」

「いや、飛んだって言うより落ちた。あそこに山があるだろ」

そこの木から落ちて切った。と簡単に言うリック

確かに山はあるがどう見ても軽く30メートルはある。それを無傷でとはバケモノすぎる

勇気があるとかそう言うレベルではなく命知らずも通り越しているような…

協会に帰る最中で心地よい匂いが鼻につく、深くにおいを吸う

「動物の神経毒...いや腐った死体?」

そうつぶやきアリサの記憶かはわからないが毒に関しての知識をフル活用する

そして至った結論は灰の即効性の筋肉毒

「灰の毒?そんなのあるか?」

例えば灰は有害な物質があるとしても毒にまでなるか?確かにダイオキシンとかはあるがここまで即効性ではないはずだ、それに筋肉毒だけ?

その答えに俺は少ない知識をフル活用しその答えを否定するが、毒に関してはこの答えを否定することはできない、毒に関しては一応スペシャリストだ(ヴェノムドラゴンのおかげではあるが

灰の毒があったとして、何が燃えたか

答えは一つ、死体

それ以外考えられない、幽霊が出ると言っているのももしかしたら燃やされたことを怨んだ霊が?

しかしここに恨みや憎悪といった負の感情は感じられない

俺はこの教会に少しの不信感を抱きながらも歩みを進めた

失踪してて、本当に申し訳ない

パスワード忘れたり忙しかったりと、これからは定期的に投稿するので閲覧お願い致します。

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