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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

彼女はいいねの数でできている ~SNSと現実の狭間での葛藤~

作者:Natsu
SNSで注目を浴びることに慣れすぎた女子高生・優香。
ダンスと可愛さで得た“いいね”の数が、彼女の価値を決めていた。
笑顔も、露出も、言葉も、全ては「もっと見てほしい」という願いのため。
だがその裏で、彼女の全てを記録し、集め、歪んだ愛情を募らせる少年がいた。

春人――
画面越しに彼女を見つめ、足跡をたどり、落とし物を拾って保存する。
香り、声、表情、服のしわ、履き古した靴。
「知りたい」では足りない。「持っていたい」「永久に残したい」。
そんな想いが暴走するとき、彼の世界に“妹”が加わることで、物語はさらに深く、暗く、静かに軋み始める。

“知られたくない”という本能が芽生え始めた優香。
“知ってしまった”という罪に気づいてしまった妹・紗菜。
そして“壊したいほど、愛おしい”という衝動に堕ちていく春人。

欲望と承認の入り混じる、静かで恐ろしい青春の断片。

彼女は、「見られること」によって存在を保っていた。
けれど、見つめすぎた視線は、やがて―
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