第十三話 VSドラゴン
「よし、やるか」
そう言って俺は滅国龍ディザスター=ドラゴンに向かって飛んでいく。
完全隠蔽を掛けているので、触れでもしない限り気づかれない。
「ファイアライズ、ウォーターライズ、ウィンドライズ、アースライズ、シャイニングライズ、ダークライズ、ゴッド・エンハンス」
ドラゴンに気づかれないように小声でささやくようにして魔法を使う。
まあ、声を出す必要は全くないんだが、少しはかっこつけたいんだよ。
っとまあ、これで極大火力を出せるだろう。
「行くぞ!」
そう叫び、2本の剣を構えてドラゴンに近づき、
「剣神技 神斬っ!」
剣神技、確立操作、必殺の一撃を発動させて振り下ろす。
「GUAAAAAAAAA--------!!!!」
ドラゴンが悲鳴を上げる。
しかし...
「GRURURURURU」
「クッソ、倒し切れてねえ!」
大ダメージは入ったようだが、まだ耐えているようだ。
「今度こそ決めてやる!脳破壊!」
俺はドラゴンの首に刺さっている剣を杖のようにして剣から動けるだけの魔力を残して全力で魔法を発動させる。
頭に近い位置から発動したうえ、体の中から出るため簡単にドラゴンの脳に届き、
「GURUAAAAAaaaaa...」
ドラゴンの脳を完全に破壊した。
その瞬間、大量の経験値が体の中に流れ込み、体がかなり軽くなったのを感じた。
それと同時に、脳が壊れて動けなくなったドラゴンはそのまま落下していき、下の森に落ち...る前にアイテムボックスにしまった。
最強クラスのドラゴンの素材が手に入った。
俺の全力攻撃を耐えた素材なんだから、少しは強いんじゃないだろうか。
まあ、やることやったし帰るか。
一応ギルマスに報告もしとこう。
そう思ったのでギルマス室に転移する。
「うお!どっから出てきた!」
転移したら驚かれた。
まあそりゃそうだ。
「滅国龍ディザスター=ドラゴンだったか?ドラゴン倒して来たぞ」
「そんなわけないだろ。倒したにしてもこんな短時間で終わるわけがない」
うーん、信じてもらえないか。
俺はアイテムバッグになってるって言う設定のポケットからドラゴンの頭を少しだけ出して見せる。
「これが証拠だ。倒したぞ」
「おいおいウソだろ...?マジかよ...」
ギルマス大混乱。
っていうか怪物を見るような眼で見られてる気がするのは気のせいか?
「まあ倒して来たもんは倒して来たんだ。そんでこの素材どうすればいいんだ?」
「素材か?その素材の所有権はお前にあるから好きに使えばいいと思うが...それよりさっきどっから出て来やがった?後どうやって倒した?」
その話に戻すのかよ。
まあ前者は教えたらヤバそうだから黙っておこう。
後者の方は簡単にだけ教えようかな。
「前者は秘密です。後者は強化魔法掛けまくって斬って魔法どーんってしました」
嘘はついてないし間違った事は言ってない。
「はぁ、もういい。戻ってくれ。こっちもあと始末しなきゃだからな」
そう言われたので転移で家に帰った。
そうだ、レベル上がっただろうしステ確認するか。
名前:ハヤテ
種族:人間族?
年齢:6歳
レベル:349
体力:3946153
物理攻撃力:3391673
物理防御力:3264912
魔力:4316594
魔法攻撃力:3457943
魔法防御力:2978643
速さ:3900164
魔法適正:火 水 風 土 光 闇 特殊
スキル:翻訳 スキル創造 魔法創造 万物創造 訓練効率上昇S 不眠不休 剣神術S 魔力掌握S 無詠唱 魔力変換効率上昇S 魔力回復速度上昇S 取得経験値上昇S ステータス上昇量上昇S 完全隠蔽 鑑定S 解体S 並行思考S 魔法改変S 暗記S アイテムボックスS 限界突破 必殺の一撃S 剣神技S 嘘看破S ナビゲーション 射撃S 思考加速S 自動創造 確立操作
なんかステータスが凄い事になってる。
一番低くて290万、高いので430万ってもはや人間じゃない。
人間族?って言う表記にも納得が言ってしまうくらいおかしいステータスだな。
前見た時はレベル102くらいだったのに一気に349か。
あのドラゴン、やっぱりヤバかったんだな。
って言うかこれでもうだれにも負けなくない?
とか言ってるとなんかの拍子にころっと死にそうだから油断しないでおこう。
っとまあ、今日は魔力大量に使ったし昼寝でもするか。
と言うわけで、おやすみー。
~2時間後~
おっはよーございまーす。
全く早くないけど。
そんな突っ込みは置いといて午後なんだが何しようかな。
そうだ、ドラゴンの素材が手に入った事だし、防具でも作るか。
ちなみにドラゴンと同格の素材を万物創造で出して見ようとしたら魔力が足りないっぽかった。
400万で足りないってヤバいな。
相当な素材らしい。
万物創造って素材を使って創る事もできるのか?
『はい、出来ますよ。素材を使った方が低魔力消費で高品質のものが作れます』
できるらしい。
じゃあ、とりあえず創って見るか。
ドラゴンの鱗を1枚剥がし、軽い防具をイメージする。
魔力が減って行く感覚がした次の瞬間、鱗が変形し服の形になった。
普通の服のように全く硬くないのだが、デュランダルやエクスカリバーで突いたり斬ったりしてもかすり傷一つつかない。
訓練場に移動して魔法を当てても動じなかった。
なので俺は部屋に戻って鱗を4枚使い、ズボンの風の鎧、足鎧、籠手、帽子を作成した。
これによって俺はさらに強くなったのだった。
余談だが、誰かが見ていたのかギルマスから話が漏れたのかは知らないが滅国龍ディザスター=ドラゴンを一人で倒した少年がいるという噂が街中に流れた。




