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20

20話到達です、ありがとうございます…!

ラストまでそんな掛からないと思いますので、最後までお付き合いください。


追記/いやあああ!!途中更新すみません!!加筆してますのでよろしくお願いします!!


「あれ、ジュリオ様?」



「ニコが用事があるとかでな。構わないか」



「むしろ大丈夫なんですか?」



「先程結界を張ったし、ニコもリュカも聖殿に残る。大丈夫だろう」



「あー、なら俺とエリオットが代わるか。ジュリオ様の戦闘は参考になるからな」



「あ、ちょっと…!」









「まだ完璧じゃないのに…」



「本来風の力を持つ者が3年は掛けて習得するものだ。そう簡単に扱えると思うな」



フェリオより頼りなく、ゆらゆらと進む。

エリオットが練習していた風移動を、ジュリオの補助でなんとか進んでいる状態だ。

多分、補助がなかったらひっくり返る。

まぁ、私からしたら充分凄いんだけどなぁ…。



正直、私はエリオットの力が緑だとずーっと思っていた。ゲームでは明かされないままだったし、一緒に稽古した時は緑の力を纏っていたから。

その後、師匠がリュカからダリウスに代わった時は水の力も使えていたけど、それは稀にいるみたいだったから特に気にしていなかった。


なのに、緑と相対しているはずの風の力を使えるし、以前一瞬だけど炎の力も使えていたのを見たことがある。


エリオットの力って、一体…?





「エリオットの力が気になるのか」



「えっ!?なんで」



「そんな気がしただけだ。…今日の仕事が終わったら教えてやろう」



ジュリオは、なにを知っている?




「って、うわっ!」



ぶわりと突風が吹く。エリオットの力が解け────えっ、落ちる────っ!!!!




「────あれ?」



ふわり、と柔らかく着陸した。

落ちて、ない…?



「さっさと片付けるぞ」



もしかして、ジュリオの力──





太腿のホルダーにあった2丁の銃を構え、交互に撃つも、魔物には当たらず、地面に穴を開けるばかりだった。



「風の力を纏っている。…魔物も使えるのか…!」



先程の移動で消費していたエリオットの動きにキレはなく、風の力を使う魔物の速さには追いつけていない。


私もコアを狙おうと見ているが、速すぎて追いつかない。

一体、どうすれば…!!



「エリオット、ここに誘いこめ」



「っ、え?」



指を指したのは、先程穴だらけにした地面。

…なんとなく、読めた。



まだ力に余裕がある。私も誘導に協力しようと魔物の進路に弾を撃ち込む。

エリオットも少しずつ追い詰めていた。


撃ち込んだ弾が魔物の足にかすり、飛び跳ねる。

その先には────



「待っていた」



ぱんっ、と柏手を打つと、穴から蔦が生え、魔物を絡めとる。

その蔦はぎりぎりと魔物を締め上げ、動きを完全に封じた。

これなら…っ!



「決めろ、ペルラ」



「この地に根付く悪しき魂よ、女王のゆりかごで安らかに眠りなさいっ!!」



以前の魔物より一回り大きい、水晶のようなコアを落としていった。





「なんか、以前より強い気が…」



「魔物は中心地から広がって行った。きっとこの地に長く留まり、力を吸い取っていたのだろう」



「それで力が…」



「この星は、4柱の神が直々に力を与えたと言い伝えられている。他の星より力が強いのだろう」



「────直々に?」



ジュリオの表情が、少しだけ強ばった。




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