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キバごん 近況報告  作者: キバごん
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近況報告64

 ハローエブリワン、キバごんです。


挿絵(By みてみん)


 めっきり布団から出づらくなった季節になりやがりました。 僕の布団は恋人にまで成り上がりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。 僕は眠いです。


 最近友人とするゲームがとても楽しいです。 特にスマブラ。 友人の中では僕が一番強いので、覇権を握れるのですよ。 それがこの上なく楽しいんですよね。 オンラインに潜ったらボッコボコにされるので、そっち方面ではイラ立ちがハンパないんですが。 というか一番は、友人とわちゃわちゃやるというのが楽しく感じる要素なのでしょうね。

 負けたらど突きたくなりますが。


 しかし、しかしですね、創作活動をおろそかにしているわけではございません。 小説の方は順調に仕上がっていましてですね。 なんだか今週中に出せるような気がしているのですよ。 気がね、気、だけしているんですよ。

 やっぱり、少なくとも短編はプロット書かない方がいい感じです。 すんなりと、最初に作った枠組みを気にしなくていいんで、良いですわ。


 てなわけで、そんな気楽に作った文章をチョイ見せです。 どうぞ。



 アリフトシジルの城の周りにすっくと立つ広葉樹に、遊んでいた。 枝から枝へ1匹が映れば、翼ひろげ追う鳥もいて、そのまま目だけで追う鳥もいた。

 その下を歩く悪魔たちの頭を、葉をかいくぐって落ちる日の光が撫でていく中、城の一階の窓の向こうで、走る海斗の姿があった。

 かっぴらいた眼に映るは、小さなバルの後ろ姿。 たまに通り過ぎる従者のあいだをうまくかいくぐって、バルはちゃくちゃくと距離を離していた。


「テメェ、マジで待ちやがれェッ! 何回俺のまんじゅう食ったら気がすむんじゃワレェッ!!」


 従者三人をよけた海斗に、バルの声が届いた。


「だってあれだけの量が冷蔵庫にあったら1つくらい食べてもいいかって思うでしょケチー! 1つくらい許してくださいケチー!」


「給料も少ねェクセに何がケチだ!! それに何回もやらかしてるヤツに許しをこう資格はねェんだよ!! さっさと止まれワレェッ!!」


 過ぎた従者たちは、なんと仲睦まじいことかと、微笑を浮かべていたが、海斗にとってはそんな生易しいことではない。

 楽しみにしていた饅頭を、知らぬ間に減らされるというのは苦痛でしかない。 しかも何回も、反省する様子もないのに、なにが仲睦まじいことか。

 軽い身のこなしをして、左に分かれた廊下から、また五人程度の従者が現れたのを見て、そちらに曲がっていった。 彼女らは、「なにごとか」と言わんばかりに目をかっぴろげた目でバルを追ったが、続けて走り来た海斗の鬼気迫る姿に、また驚いた。

 海斗は、曲がった先を見た──あまり長くなく続いた先の突き当たりで、左右に枝分かれしているのが見える。 しかしバルの姿は見えず、走りながらどちらに進んだのかを考える。 ただ、バルが進んでいったのは、城の内部。 なんのためなのか、入り組んでいるため、バルを探すのは難しくなる。 半ば、いま追うのは諦めるしかないという気持ちが浮かんだ直後、右から女が歩きでてきた。 水色の髪を揺らし、気分良さそうにうっすらと微笑んでいる。

 海斗は止まって、急いで彼女に、「ごめん! バルとすれ違わなかったか!?」と声をかけた。

 女は「んー?」と首をかしげた。 すんだ川のような、水色の丸い瞳に海斗が映った。


「いや、だからバルとすれ違ったかと……」


「……あー! うん、すれ違ったよ。 あっちに行った」


「ほんとか、ありがとよ!」


 そう言い残し去ろうとする海斗を、女は呼び止めた。 なんだ、と丸くした海斗の目を、女は微笑み返した。



 うーん、もう少し短くしたいです。 長い文章の方がいろんな情報を詰め込めますが、それはそれで読んでてくどいので、もう少し情報そのままに短くしなければなりません。 小説では、それがいまの課題です。

 あとは段落の使い方をうまくしたいですね。 さらさらと読めるようにするためには、そこらへんをなんとかしなければ。


 ほんで次は、一週間一枚イラストの紹介です。

 今週のイラストはこちら。


挿絵(By みてみん)


 間に合ってへんやないかーい。 ゲームしてても送れないという話はどこにいったんでしょうか。

 いやあの、そのせいで間に合っていないわけではないんです。 いや、間に合っていないわけですが。

 この先が思い浮かばないんですね。 新しい構図にチャレンジしてみたらすぐこれですよ、これから先が進まない。 これは創作者としては致命的ですね。 なんとかしなければ。

 この場での言い逃れのように聞こえてしまうでしょうが、おそらく来週この完成形を投稿できると思いますので、どんな終着点に行き着くか、みなさんも想像してみてください。



 ゲームはほどほどにします......。

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