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キバごん 近況報告  作者: キバごん
15/111

近況報告33

 お久しぶりです、キバごんです。


挿絵(By みてみん)


 今日は朝から、スギカフン君とペンタブでイラストを描いていました。

 彼はパワーポイントに貼るイラストを描いてましたね。 僕はその横で、もしまお関係のイラスト作成をしてました。

 なんか今日は二人とも、スムーズに描けていたような気がします。

 彼が描いたものは載せられませんが、僕のは載せます。 こんな感じですね。


挿絵(By みてみん)


 えぇ......まぁ、スギカフン君が先に描き終わって、僕は途中になってしまいました。

 立ち絵みたいなのが描きたかったんですよ。 あるでしょう? 真ん中にキャラが立ってて、周りに様々な表情、格好をしてるの。

 ですが失敗してしまいましたね。 なんだかふわふわしてるような気がします。


 とはいえ、ベルゼブブ久しぶりに描きました。 過去の絵を見ながら、一生懸命描きました。

 と、いうのも、次の改稿はベルゼブブ登場回となるんですよ。

 ここらへんから出てくるキャラの絵を最近はあまり描いてませんので、すんごい難しいんですよ。 作者失格ですね。


 ......あれ? なんだかおもしろくないですね......。 盛り上がりに欠けると言うか、なんというか......。


 そんなときにはァッ!! 作った文章に頼りましょう! きっといい雰囲気にしてくれるでしょうから!!

 今回はもしまおではないんですけどね! ファラオでございますよ!!

 ではいきましょう!! ドゥゾ〜。



 太陽が、強烈な熱戦を、絶え間なく寄こしてくるのが、これほど地獄とは思わなかった。 アルちゃん、という女の子が、ラクダに乗せてくれなかったら、僕の未来はなかっただろう。

 あぁ、でも暑い。 暑いものは暑い。


 田辺アムラーと運命的な出会いをした少女、「アル」。

 彼女は、残酷的な顔合わせに、絶望的になりながらも、希望的観点をもって、田辺アムラーをラクダの 「ナイ」 に乗せた。

 田辺アムラーにとって、乗り心地はよろしくなかった。

 これが普通なのかわからないけど、股間悪い、痛い、ケツも痛い。


「もうちょっとで着くからね〜。 ナイちゃん、がんばってね〜」


 アルは、前のめって、ナイの横腹を左手で何度かさすった。

 そのあと、三時間ほどラクダに揺られ、正直キツかった、というのが感想でございます。 気分悪いし、何度からくラクダ(落馬と同意)したし……自分が犬神家になるとは思っていなかった。 どうやらこの身体はあの体勢に縁があるようだ。

 とにかく、もう当分は乗りたくないと思った田辺アムラー。


 「……ラクダ乗るの、初めてなんですか?」


 アルは、そんな彼の、げっそりした顔を見て口を開いた。


「え? ……あぁ! ファラオだからね! 移動は部下たちが俺を神輿みこしでわっしょいわっしょいよ!!」


「? なんだかすごいですね!!(ちんぷんかんぷん)」


 空が蜜色に染まってきた頃、アルが言っていた街 「クーバーク」 に到着した。 「あそこです」 というアルの言葉に、遠くから見てわかったが、かなり広い街であった。

 ラクダから、慣れぬ手つきでおりた田辺アムラーは、うんと背伸びした。 それを横目で見たアルも、思い切りそうした。 手を組んで前に突き出し、伸びをやっている時に口を開いた。


「ん〜……! やっと着いたー! さぁアムラーさん! ここが、私たちの暮らす、クーバークです! 良い街ですよ〜!」


 腕を広げたアルは微笑んだ。

 田辺は、街を一望したーーーーどこかの資料で見たことがある、砂か岩かでできた、豆腐形の家。 いくらか生えたヤシの木、ポツポツと小さなため池もあった。 たしかに、この時代でこれだけ揃っているのならば、良い街と言えるかもしれないし、そんな街に、一発で出会えたことに、観劇を抱いた田辺。

 ナイを引っ張って歩くアルの横で、この街のメイン通りであろう場所を歩く田辺。 そこは、道の両端で、簡易的な料理や、物品の屋台が所狭しと並び、賑わっていた。 そしてそれらは、物々交換で行われているように見え、田辺は興味をひかれつつ、どこか、懐かしさも感じてしまっていた。 まるで、現代の夏祭りであるかのように思えたから。

 その右往左往する視線を、アルは気づいて、眉を八の字に曲げ、微笑を浮かべた。


「気になると思いますけど、今日は、まっすぐ、家に帰りましょう。 街案内は明日しますよ! 楽しみにしててくださいね!」


 微笑は、次第に眩しい笑顔へと、かわった。

 う、うんーーーーそう返事した田辺。


ーーええ子や……。


 田辺、感激!



 いかがでしたでしょうか!?

 スギカフンさんの魂が生きたプロットから作り出されたこの物語! 圧巻ですね!

 ファラオをいつまでも待っていてくれている友人のスイ山君見てるかァァァッ!!?

 もうちょっと待っててねェッ!! あとはもっと文章を整えてイラストを添えればいいだけだから!! あと少しだから!!!



......なんかこれも違いますね。 無理やり明るくしても無理なものは無理です。

 あかん。 そろそろ近況報告で喋ることがなくなってきています。


 これは......少し新しいことを考えなければなりませんね。

 次は考えて考えて考えぬいたことをやりましょうかね。

 みなさんも、それにお付き合いいただければ幸いです。


 では今週は、これで。

 おひらき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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