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母とルンバと私  作者: 佐藤ませーろ


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一週間

 今日も母の見舞いに行った。

 入院から一週間。

 母はおかゆが食べられるまでになった。


「寝てばっかり。早く家に帰りたい」

「予定ではあと一週間だよ」

「えー、まだ一週間もあるの?」


 母は溜息をついた。


「は・や・く、か・え・れ・る・よ・う・に、

 が・ん・ば・ろ・う」


 私はリズムを取るように、母に言い聞かせた。


「もうそろそろ帰るよ」

「え、もう帰るの?」

「そんな顔しないで。明日、また来るから」


 母は手を振って、私を見送った。



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