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Remembers-陽仁編  作者: まなか
第1章
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嫌いな"アイツ"

「な、なに!?お前…それ本当か!?」

翌日、滝に話すとめんどうなので、純に一通り話した

純は今、荒井病院にいる

昼休憩中を狙って俺は純に会いに行った

「智嬉から直接聞いた。そこで、純の力を貸して欲しい」

「…!!」

純はPCの前でしばし考えた

「… 俺の力は、当時より大分減っている。あの偽物の敵に出会った時からだ」

「純さん」

「でも、智嬉を助けられるのは、俺だけだ…」

純の座っている足をよく見るとソワソワしていた

「純さん?本当は、戦いたいんでしょう?」

「智嬉…!」

純さんと智嬉さんは、古くからの付き合いだと滝から前にきいていた

喧嘩仲間ではあったけど…

「くそー!!」

ダン!!

純さんは突然、机を拳で叩いた

「純さん!?」

「…あの馬鹿野郎… なんでいつもいつも、1人で突っ込むんだ…陽二や滝に迷惑ばっかかけやがって…!!」

俺は突然純さんが荒ぶって驚いた

「純さん、落ち着いて、ここは病院…!」

「俺は…」

純さんはボソリ呟く

「俺はアイツが、昔から "大嫌い"だった」

「!!?」

自分の言葉にハッとして、慌てて取り繕う

「陽仁…わるい、しばらく1人にしてくれ」

「…分かった」

純は苦笑いをして、

「協力は、するよ 滝が戦えないんじゃ、仕方ないよな」


純さんの気持ち、今まで知らなかった

智嬉さんが今まで大変で、滝も戦えなくて今まで純さんを蔑ろにしていた

純さんは俺の偏見で勝手に強いやつだと思ってた

司令官の荷は…


「司令官の荷は、"重い"」


いつの間にか色々考えていたら、能力者施設に辿り着いた

「ダメだ こんなんじゃ」

後ろから、よく見知った顔が見えた

「よ!陽仁!」

黒く長い髪の男

「…滝…」

俺は少し顔が引き攣り笑った


司令官室に戻って、俺は知らない間に滝に狂乱していた

「滝!!純の事どう思ってんだよ!!」

「なっ… 陽仁どうした!?」

「純、かなり悩んでいたぞ!!智嬉がいなくなって…」

俺は滝にすがりつく

「俺は…あいつの事が、分からねえ…」

滝はしばし考え、遠い目をして話す

「純は、智嬉のこと、そんなに信頼していなかった 圭介から聞いた、あいつ、司令官を庇っていなくなったんだな」

「ああ…」

「あいつ、いつも1人で突っ走るからな…純の苦手なタイプだ」

滝は俺の腕をゆっくり払い

「滝?」

「いこうぜ、俺も 戦えないけど、智嬉にガツンと言ってやる」

「滝…!?」

本当は、滝を戦いに行かせたく無かった

でも、俺は智嬉さんの事をよく知らない…

「親友として、陽仁や純を心配させやがって…許さねえんだよ…!!」


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