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冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第3章ロンダール南東地区の日常
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魔物園トルト

 翌日リール達3人は、魔物園トルトに向かう。ユキは今日は別行動をしている。

 リールとユリカは、動きやすい格好をしているが、ミルスは上下黒のスーツで決めている。スーツが気に入ったみたいで、普段着にスーツを着ると決めたらしい。


 ロンダール南東地区の外壁近くに魔物園トルトへ向かっていく。魔物園トルトは、トルトが園長の魔物の飼育場所だが、現在プラチナバードだけしか飼育していない敷地だけが広い場所だ。


 時刻午前9時。


 魔物園の入口に一人の女性が見えた。


「あっ!リールさん。おはようございます。」

 水色の髪をなびかせたトルトが挨拶をしてくれた。


「おはようございます。調子はどうですか?」


「楽しいですよ!まだこの子達しかいませんけど。」

 トルトは笑顔で答え、後ろを着いてきているプラチナバードをみせる。プラチナバードは、鶏のような見た目で羽毛が銀色の鳥の魔物だ。プラチナ鉱石の卵を産む特殊な魔物なのだ。このプラチナバード2羽しか魔物園トルトにいないため、魔物園としては何もできないのだ。


「そこでこいつを紹介したいんだが」


 トルトは首をかしげている。


「初めましてミスリルドラゴンのミルスです。この魔物園で働かせてはくれませんか?」

 ミルスが笑顔で挨拶をする。


「ミスリルドラゴン?この方が?」


「そう。まだ魔物園に魔物がいないだろ?だから仲間を探すのと、護衛を兼ねてミルスを紹介しようと思ってな。」


「どうですか?」

 ミルスが期待した目で見る。

 トルトは、理解できてなさそうだ。


「妻と娘もいるから3人で住めればありがたいのですが。」

 魔物園は敷地が広いため建物を増設しても、充分有り余るだろう。


「大丈夫ですよ。むしろありがたいです。他の魔物を集めるのに苦労してますし。」

 トルトが集めるの魔物達を迎えに行くのに、人手が足りないのだ。冒険者に頼むと、魔物が人に恐怖心が増してしまうのだ。


「それでは今日からお願いします。」


 ミルスは、魔物園で働く事が決定した。家族は、近々連れてくるみたいだ。




 リールとユリカは、ミルスを残し家に帰る。


 後はミルスに頑張ってもらおうか。





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