貧困街の変化
ありがとうございます。
リールは衛兵の拠点を出て、貧困街へ向かう。
時刻午後2時。
「昼飯食べて無いな」
リールは昼飯を食べる事なく、デルモンド達を連行していた。
リールは近くの屋台で、食事を買い軽く済ませる。
貧困街へ歩いていると、貧困街の方向からは、賑やかな音が聞こえてくる。
「今まででは、考えられないな。」
街の方から人が見ている。
子供達も不思議そうに集まっている。
街の常識として、貧困街に近づいてはいけないのだ。
貧困街の前に【ロンダール南東地区】の看板が上がって見える、
手前側には、家の土台が出来上がっている。
「リールさん!順調に出来てますよ!」
大工の男性が話掛けてくる。
「よろしく頼む!」
リールは右手を上げて答える。
リールは貧困街の中に歩いて行く。
「名前が分からないのも大変だな。」
リールは、大工や増えすぎた労働者の顔も名前も覚えていない。
従業員の区別が出来る魔道具を考えながら歩いて行く。
「リール!」
ユリカが近づいてくる。
「奴隷商人は終わったぞ。ユリカ達は大丈夫か?」
リールが聞く。
「ジョルジさんとスピロさんが空き家の確認をしてくれていたから、安全に進めているよ。」
「そうか。ありがたいな。」
「また労働者が増えているけどね。」
浮浪者が全て労働者に変わっている。
「今は良いけど今後どうなるのか、サンクさんに確認しないとな。」
「そうだね。今日は何時までやるの?」
「午後5時だな。時間の前に全員を集めて話がある」
「なら作業しちゃいましょう。」
リールとユリカは作業を開始する。
人が増えた事により、全ての空き家の、中は確認を終わらせた。
後は壊して、建て替えるだけだ。
犯罪者は衛兵達に任せて、連行されていった。
時刻午後4時30分。
貧困街の中心部広場に大勢の人が集まっている。テルクもいる。
リール、サンク、棟梁のドグラが前にでる。
皆静かに3人を見ている。
「皆聞いてくれ!今この貧困街は変わる時がきた!お前達が住んでいた頃の印象を全て変えたいと思う!王都に住む人がこの街に住みたいと思えるような街にするつもりだ!この貧困街って呼び方は今後無くし、ロンダール南東地区と呼んで欲しい!」
リールは大声で皆に伝える。
「今まで、ここはゾロダロン商会が独占していた!犯罪者を潜ませて普通の店を襲わせたり!奴隷商人に拐われて売られそうになった人もこの中にいる!そんなゾロダロン商会なんて、このように街にはいらない!このサンクさんが勤めるミランダレ商会こそ信用に値する店なのだ!」
街で店を潰され浮浪者になった人も中にはいる。
奴隷にされていた人の中には、涙を流している人もいる。
訳も分からずこんな生活にされた、元凶がゾロダロン商会だとリールは突き付けている。
「今は辛い時期かもしれない!最低限の仕事は与えてやれる!このロンダール南東地区が発展するために、こんな店をやりたい!もう一度夢を見るのを応援したい!今この街には何もない!飲食店も、ホテルも、雑貨屋も!やりたい事は0から何でも出来る環境は提供してやる!」
聴いている皆の目に力が宿る。
「だから皆!俺に力を貸してくれ!このままの生活何て嫌だろ?王都でも最高の店は全部ロンダール南東地区に集結させてやろうぜ!」
「おおぉぉぉ!」
労働者達が一斉に大声で気合いを入れる。
サンクとドグラは驚いている。
「まず優先してやることがある!」
皆静かになる。
「ゾロダロン商会を合法的に潰す!ゾロダロン商会に関係ある店を使うことを1週間禁止する!ミランダレ商会が衣食住提供してくれる!潰すよりも、良い店はミランダレ商会が吸収する!だからミランダレ商会の印象をより一層上げてくれ!」
皆頷きながら聞いている。
「今日は以上だ!店の相談はサンクさんが率先して聞いてくれるだろう!これからもよろしく頼む!」
リールは話終える。
労働者達は意気込みを話している。
「終わりだな。」
リールはユリカとユキに話しかける。
「皆やる気が凄いね」
ユリカが笑顔で話す。
「リール君、何かしたでしょ?」
ユキが疑いの目を向ける。
「ああ、やる気を上げる魔法を使った。本気でやりたい事がある人は、実行するだろうさ。」
そよ風程度の風魔法にやる気を増加させる弱い洗脳魔法を混ぜて、一面に吹かせていた。
「そう、危ない事をするものね。」
ユキは呆れている。
「今日は終わりだ。明日は店の並び等を決めようか。」
「そう。私は帰るから」
ユキは帰っていく。明日は10時集合と決める。
「俺たちも帰るか」
「うん!」
リールとユリカはホテルへ向かって歩いていく。
ミランダレ商会の高級料亭に入っていく。
たまには2人で食事をして帰っていった。
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