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冒険したくない冒険者〜生涯賃金を稼いだら冒険者辞めてもいいよね?〜  作者: 茄子の皮
第2章 王都編 ②新たな出会い
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王都ロンダール

夢の王都へ。

 午後5時30分


 王都ロンダールへ到着した。


 王都ロンダールは、人口20万人を超える大都市でロンダール城の周りに街がある城下町だ。



 リール達はサンクが働いている店に向かう。



 ミランダレ商会 王都本店


 清潔感のある水色の巨大な建物で、王都で2番目に大きな商会。食料品から魔道具まで、幅広い品揃えの店で、宿や食事処、武器屋なども経営している。


 サンクはブルーホースと荷馬車を、店に戻してから出てきた。


「お疲れ様でした。これにて依頼終了です。こちら依頼料金です。」


 サンクはリールとケインへ銀貨20枚手渡した。


「ありがとうございます。熊の買い取りお願い出来ますか?」


「わかりました。こちらへどうぞ」


 サンクに連れられ、ミランダレ商会へ入っていく。



「いらっしゃいませ!」従業員の声が響く。



「しっかりしてるわね。」ユキが関心している。


「はい。ちゃんとしたお客様にはきちんと対応してるだけですよ。」サンクは笑顔で話す。


「私と一緒なので尚更違いますがね。」


 サンクはミランダレ商会の副店長だ。


「おお!サンク!帰ってきたのか?予定より2日も早いな?」


 水色のスーツを着た女性が話掛けてきた。


「はい。ただいま戻りました、ミランダ会長。こちらの護衛の冒険者方のおかげで、2日の短縮できました。」


 リール達7人は挨拶をする。


「そうか、短縮出来るのか。凄い冒険者なのだな。それで何処にいくんだ?」


「はい、道中ビックベアーとブラッドベアーを討伐したので、買い取りして欲しいらしく直接案内しています。」


「わかった食品売り場だな。」


 ミランダ会長も加わり食品売り場へと向かう。



 食品売り場の加工場。職員が30人ほどが解体、加工している。大きな食品はマジックバックに入れているため、加工する時に魔物を取り出して捌いている。



「よし!どれだけあるんだ?」


「はい、出します。」


 リール達がビックベアー達を出し、加工場の職員達をが受け取っていく。重さを計り集計していく。毒は無毒化している。



「ビックベアー43匹とブラッドベアー4匹ですね。本当に売って貰っていいのか?」


 ミランダが聞いてくる。



「はい。何故ですか?」


「ん?普通冒険者なら依頼として魔物を倒せば報酬がもらえるだろ?ミランダレ商会も依頼を出しているから冒険者ギルドで受ければ報酬が入るぞ?」


「ああ、そうですね。いや面倒だからいいですよ。ブラッドベアーの魔石は欲しいので貰えれば。」


 Bランクなどランクの高い魔物の魔石は、使い勝手がいいのだ。魔道具の材料になる。


「そうか、店としてはありがたいから良いけどな。」ミランダは笑顔で話す。


 ビックベアー 43匹×素材代金銀貨40枚=銀貨1720枚

 肉合計13545キロ×銀貨1枚=銀貨13545枚


 ブラッドベアー 4匹×素材代金銀貨100枚=銀貨400枚

 肉合計1712キロ×銀貨8枚=銀貨13696枚


 合計銀貨29361枚。金貨29枚、大銀貨3枚、中銀貨6枚、小銀貨1枚だ。


 リールは銀貨29361枚とブラッドベアーの魔石を受けとる。


「合計銀貨29361枚か。凄いな。」


「全て買い取って頂きありがとうございます。」リールの言葉にザンバードとホワイトペガサスのメンバーが頭をさげる。


「いや、こちらこそありがたい。無駄な出費がなく、これだけの仕入れが出来たんだ。リール達に感謝だな。」


 普段より30%ほど安く仕入れることができ、利益率が50%を越えていく。


「リール!食事でもどうだ?うちの店でぜひ食べてくれ。サンクもついてこい。」


「ありがとうございます。いいよな?」リールはケイン達を見る。全員頷いている。


「それでは皆後は任せた。ブラッドベアーの肉を使った店に行くぞ!」


 ミランダは加工場の職員に声を掛け、出ていく。リール達もついていく。




 店長がこちらを見ているが、気にせずに出て行く。




 ミランダレ商会直営の食事処。


 サンクは厨房に肉を届けて席に戻ってきた。


「よし!最高の出逢いに乾杯だ!」


 ミランダはビールを飲みながら上機嫌だ。


 リール達はケイン以外ビールを飲んでいない。


 肉料理や野菜のサラダ、海鮮料理など様々な料理が並んでいる。


「旨いな。」


「うん!」ユリカも笑顔で食べている。



「リール!泊まる場所はあるのか?」ミランダが聞いてくる。


「いえ、まだ決めてません。」


「そうか、サンク!うちの宿に泊まってもらえ!良い所をな!」


「わかりました。」サンクは店を出て行った。


「リール!あんた冒険者ランクは何だ?指名依頼だすぞ?」


「今はDランクですね。」


「Dランク!お前がか?」


「はい。ケインはSランクですよ。」


「はい。よろしくお願いします。」ケインが頭をさげる。


「それにしても、リールの方が偉そうにしているぞ?実力ではリールがかなり上だろ?」


「そうですね、リールさんには手も足もでません。」


「Sランクを従えるDランク冒険者か。恐ろしい人に目を付けられたな!ハハハ!」


「全くです。昔の自分をぶん殴ってやりたいほどの失敗をしました。そのおかげで、リールさんについて行けてますが。」


「そうか。リール!指名依頼しても良いのか?」


「ええ、もちろんです。しかし私は月の半分は休みたいのです。あとお金がたまったら仕事を辞めます。」


「そうなのか。今日だけで金貨29枚も儲けといて、お金を貯めるときたか。7人で割っても1日で金貨4枚だろ?」


「いえ、ブラッドベアー達は、ザンバードが討伐したので、3人です。」ケインは訂正する。


「そうなのか。1日で金貨9枚か。王都では贅沢できないが、離れた街なら一生生活出来るお金だろ?」


「そうですね。せっかくの人生なので美味しい物は食べて生きたいですね。家も欲しいですね。」


「家か。隠居でもするのか?」


「いいえ、生きて行くのに便利な場所で生活しますよ。王都で良いとこありますか?」


「あるが、金持ちのだらけの中には嫌だな。貧困街もあるから、その近くも避けた方がいい。」


「まだ住むと決まったわけではありません。実家の街アストロが好きなので、アストロで生活するのも良いですね。王都まで半日で来れるので。」


「そうだ!どうやったのか聞いていいか?普通はだな…」



 ミランダの質問にリール達が答えて食事が終わっていく。




 サンクが戻ってきて、ミランダレ商会直営のホテルへと案内された。



 一泊銀貨10枚の豪華な部屋だ。一人一部屋だ。



「明日は9時に冒険者ギルドへ行こう」リール達は約束し部屋で各自休む。

 

 ユリカがリールの部屋に来てのんびり過ごし、そのまま一緒に寝ている。


 翌日


 時刻9時。


 ザンバードとホワイトペガサスの7人は冒険者ギルドへ向かう。


毎日朝7時に次話投稿しています。


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