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最後の項目で、職業選択せず人間のまま異世界転生してしまった俺、ステータスだけはよかったのであきらめずひたすら周囲に媚びてたらいつの間にか成り上がれた件。  作者: 1010
第一章 「雑用編」

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第5話「正式メンバーの条件」

サラの特別依頼が功を奏し、パーティのギルド評価が急上昇。

銅貨100枚以上の報酬が積み上がり、装備も一新された。

レオンは新大剣、ミレイは魔導書、ルナは上級ローブ。

俺だけ、相変わらず私服と荷物持ち。


「次は本物だ」

レオンがギルド掲示板を指す。

「オーク集団討伐(A級)」。報酬金貨10枚。

街の安全がかかった緊急依頼。


サラがカウンターから警告。

「死ぬわよ、あなたの構成じゃ。正式メンバーがいないと受注不可」


(来た)

ギルド規定で、A級以上は「正式パーティ登録」が必要。

俺はまだ「臨時雑用」。ここで正式メンバーに昇格しないと詰む。


「俺が正式メンバーになる条件は?」

レオンたちに直談判。


レオン:「お前がいないと戦闘リズムが狂う。OKだ」

ミレイ:「観察精度が異常。必要よ」

ルナ:「あなたがいると安心します!もちろん!」


全員一致。

でもサラが首を振る。

「ギルド規定よ。『実力証明』が必要。新入り人間がA級に耐えられる証明を」


(実力証明…戦えない俺に何ができる?)


サラが提案。

「オーク討伐の前哨戦。斥候任務を単独クリアすれば認めるわ。

敵の数、配置、弱点。完璧に調べて戻ってきなさい」


戦闘ゼロの偵察任務。俺向きだ。


森の奥。オークのねぐら近く。

茂みに身を潜め、ステータスをフル活用。

知力40で敵の行動パターン解析。

敏捷35で音もなく移動。運50で敵に見つからず。

魅力45で野生動物すら寄せ付けない。


観察結果:


オーク数:27体(戦士20・シャーマン5・ボス2)


配置:三段構え。シャーマンが後衛火力。


弱点:ボスは右足引きずり。シャーマンは視界狭い。


攻撃パターン:突進→魔法援護→包囲。


完璧なデータ。紙に地図を描く。


ギルドに戻る。サラに報告書を提出。

「これで依頼の勝算は92%です。シャーマン優先、ボスは右足狙い」


サラが地図を凝視。眼鏡の奥の目が輝く。

「…完璧すぎる。プロの斥候でもここまでやれないわ」


レオンが笑う。

「こいつがいりゃA級余裕だろ」


正式登録完了。

木製プレートに刻まれる。

「レオンパーティ 正式メンバー:人間(無職)」


オーク討伐当日。

俺のデータ通りに進行。

レオンがボス右足を狙い、ミレイがシャーマン火力、ルナが完璧回復。

戦闘時間、予想より半分。


大勝利。金貨10枚+街からの感謝状。


夜の祝杯。

レオンが肩を叩く。

「正式メンバーのお前がMVPだな」


ミレイ:「観察スキル、魔法より有用ね」

ルナ:「これからもずっと一緒ですよ!」


サラがカウンターから一言。

「次はS級狙えるわ、人間さん」



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