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一話

 俺は16歳の高校生だ。学校は自宅から1時間半くらいのところにある。明後日が俺の誕生日である。誕生日が特別にいいというわけではないがやはり少しの楽しみがある。

 今日もしっかりと学校がある。朝起きたら30分くらいで朝ご飯と支度を済まして学校へ行く。毎日通学の途中で友達と待ち合わせをしていていつも通り俺の方が早く集合場所について友達を待っていた。そして友達が来たらいつも通り電車に乗り電車の中で英単語長を開く。そうして学校につく。

 個人的に学校は楽しいものである。自分の好きなことをできるからだ。

 いつも通りホームルームが終わり一限が始まる1限は化学だった。化学は面白いが復習をしていないからあまり応用がきかない。

2限は英コミュ。英コミュは嫌いだ。予習をしないのは悪いと思ってるが「じゃあここ3秒くらいあげるので話し合って下さい」といって考える余裕をなくすのはどうかと思う。先生はすきだ。

3限は生物だった。二年で先生が変わった。余談が多すぎてつまんないから別のことをしているが、急に本題に戻るので聞いていないことがよくある。

そして昼食。いつも決まったメンバーとポーカーや大富豪をしている(お金はかけていない)。大富豪では富豪は目指さず平民を狙うためにうざすぎる革命をしたり、ポーカーではオールインしてくる友達のブラフに気づきコールをするが結局相手にペアができ負けるのである。

4限は数学だった。数学は一番好きな教科である。今日の授業はベクトルの続きをしていた。個人的にベクトルは好きではない。なぜならベクトル同士の積は数になるからだ。複素数を見習ってほしい。

5限は体育だった。5限に体育はうれしいがうれしくない。今日は体力測定だった。50mは二回測った。一回目は7.0。正直微妙だった。その時友達がばれないくらいのフライングで良い記録を出していた。俺も試してみると、6.7だった。まじか、人生最高記録だった。そうして授業が終わり掃除は当番じゃないので部活に行く、部活は数学部である。いつも通り数学をする。そして家に帰る。

その電車の中で、ある人からLIFEがきた。


「君冷めちゃったの?」


 急に夢から覚まされた感じがした。そうだった。俺はあいつが好きなんだ。あの人に左右されない雰囲気、行動、めんどくさい感じ。俺が理想としていた人間像そのまんまだ。俺はあいつに興味がある。しかし俺には彼女がいる。今の彼女に興味はない。どうしよう。この三か月間忘れていたんだ。やっぱり興味がない人を彼女にしてはだめだ。それは前にも経験していたはずだ。なぜ同じことを繰り返すのだ。もうどうしようもない。過去に戻ることはできない。これは何度も感じてきたことだ。今の彼女にどうにかして嫌われて別れるかこのままあいつを諦めてもやもやしたまま生活するか。選びきれない。この感情を誰に打ち明ければいい?もう考えるのをやめよう。考えても無駄だ。そのまま家に帰る。

 家に帰ると彼女からLIFEがきていた。


「お疲れ様ー」


俺も「ただいまー。お疲れ様」と返す。彼女はいい人だ。笑顔がよい。愛想がよい。かわいい。しかし俺はそんな彼女に興味がわいてこない。しかし必然的でもある。俺は人にあまり興味がない。興味がないというかその人を知りたいと思わないのだ。この人頭いいなと思ったり、美人だなと思ったり、面白いなと思ったりはするがその人を知りたいとは思わない。どうしようこのまま彼女を好きでないまま生活するのは俺は嫌だ。無責任なのはわかっている。やはり嫌われて振られてこの関係を終わらせるのがよいのだろうか。自分からは振りたくはない。本当にどうすればいいのかわからない。


しかし俺の体は彼女からのLIFEを未読にしていた。

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