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百日咳に罹った話  作者: 夏目 碧央


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発熱

DAY-2 8月16日(土)

 朝から頭痛だった。昨夜の酒の飲み過ぎだろうと思い、頭痛薬を飲んだ。だが、飲んだ直後に熱があるような気がしたので測ってみたら37.1度だった。うーむ、あるような無いような。けれど、時々寒い気がして、いつでも寝られるように化粧などをしなかった。と言ってもコンタクトレンズを入れてしまったので結局布団には入らなかったのだが。

 頭痛薬=バファリンのお陰で熱も36度台に下がり、マスクをして料理をした。でもやっぱり変な咳は出た。よって、土曜日はいつも酒盛りだが、風邪薬パブロンを飲んだので酒はなし。明日良くなっていたら飲もうなどと気楽に考えていた。


DAY-3 8月17日(日)

 朝は頭痛もなく、洗濯をしていたのだが、干す時にものすごくだるかった。熱を測ったら36.7度だったのだが、その後すぐ37.1度に。布団で寝ていたら37.8度になった。タンクトップの上に長袖を着ていたのだが、真夏だというのにそれでも胸の辺りがゾクゾクして寒かった。

 次男が午後起きてきたので、次男が耳鼻科で処方された薬を譲ってもらった。抗生剤でも解熱剤でもないものだ。その時は38.1度あった熱が、その後36.9度に下がった。しかしすぐに37度くらいに上がった。38度になった時にはやたらとお腹が空いて、ボーロを食べたりした。ちょうど次男の為に買ってあったので。買ってあったが食べていなかったのだ。

 氷枕で寝てみたが、一瞬気持ちよくても寒くなったりして咳も出るし、寝ているのもしんどいので起きてパソコン作業をした。この時は小説の連載中だったので、公開作業が必要だったのだ。もらいもののフィナンシェを食べたりしながら。そうこうしている内に熱は36度台に下がったのだが、また本を読んでいたら上がった。

 義母がかぼちゃコロッケを作って持って来てくれた。おじやを作ろうかどうしようか散々迷い、やっぱり面倒なので残りもののカレーを食べた。

 次男の薬をもらえるものと思っていたら、次男は1回分くれただけで、まだ咳も出るし自分であと7日分飲むという事だった。くれたのは、起きたのが午後で朝に飲まなかった分らしい。一方、長男が以前耳鼻科で処方された、同じような薬があったので、それをもらう事にした。抗生剤も7日分出たものが2日分くらい残っていた。本当は中途半端に飲むべきではないのだが、まあ仕方ない。とりあえず飲んだ。


DAY-4 8月18日(月)

 咳は出るが割と元気になり、掃除もした。夫が久々にクーラーボックスを動かしたせいで、いつもは見えない埃が見え、普段以上に念入りに掃除してしまった。

 次男が夕べ早く寝たとかで早く起きてきたので、買い物に行ってもらった。パソコン作業もいつも通りやって、次に書く小説のプロットを練っていた。すぐ横の気温計は33.3度を示しているのに、玄関からの風が寒いと感じ、靴下を履いた。夕方から少し本を読んでいたらやはり少し涼しすぎる感じで、6時に熱を測ったら37.2度だった。

 それでも、使ってしまわなければならない葉物類があるので、頑張って夕飯を作った。マスクをして。そして食後にまた手が温かいと感じて熱を測ると37.5度だった。やはり熱があるとだるい。

 次男に咳エチケットの事を注意したら途端にへそを曲げ、何となく見ていた歌番組に対し、歌が歌えない、高音が出ないのがストレスだ!と怒りをぶつけてお風呂に入ってしまった。彼もまだ咳が出る。サークルでバンドのボーカルをやっている彼は歌う事が趣味であり、よく家でもギターの弾き語りをしている。それが今、しばらく出来ていない。それは分かるが、明らかに咳の事を注意されたから機嫌が悪くなったのだろう。

 私は黙々と洗い物をしながら考えていた。私は息子の育て方を間違えたようだ。私は息子に洗い物をやってとは言えない。お母さんは熱があるんだから休んでなよ、と言ってくれる息子を育てる事が出来なかった。私がガミガミ言って育ててしまったからなのか、それともやらせなかったからなのか。具合が悪い時にいつもやってもらえば良かったのか。

 長男からもらった薬は飲み切った。


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