表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/43

はじまり

 次男がまた、腸閉塞を起こした。4月末に救急搬送されて入院したばかりなのに、8月の初旬にまた。

 軽音サークルの合宿から帰って来るといつも熱を出したり、コロナをもらってきたりする子だが、今度は合宿中から腸閉塞になり、ずっと寝ていたそうだ。独りで大変だったようだ。吐きながら寝ていたと言うのだから。最終日にやっと合宿に合流できたと言っていた。

 そう、治ってから帰って来たはずだったのだ。家に帰ってきて、最初は普通にしていた。しかし、一日経ってやっぱり嘔吐が激しく……。また救急車かと思ったが、

「入院したくない。」

という次男。救急車を呼んだらそのまま入院になるのは目に見えている。だからと言って、水分さえも摂れない状態でいたら死んでしまうのではないか。とにかく様子がおかしくなったらすぐに救急車を呼ぶという事で、自宅で見守っていた。

 腸閉塞は何とか終息した。3日くらいひどったが。入院してもしなくても、3日で良くなるようだ。入院すれば点滴で栄養を摂れるから安心だが、鼻から管を入れるのがつらいらしい。それに、家に居れば良くなってすぐに好きな事が出来るが、病院だと退院していいと言われるまで何もできずに不便だ。入院したくない気持ちはよく分かる。だが大変肝を冷やした。

 良くなってきて、

「お粥食べたい!」

と言った次男。元気になったと同時に咳をし始めた。あまりに嘔吐したので、のどを傷めたのかと思った。もしくは気管に何か入ったとか。腸閉塞になった最初に熱を測ったら37.5度くらいあったが、何の熱だか分からなかった。咳をし始めた頃には熱は下がっていた。

 お粥を食べ始めたのが8月7日木曜日で、翌日の金曜日には、

「耳鼻科に行こうかな。」

と次男が言った。だが、朝そう言ったのにまた眠ってしまい、結局行かれず。咳止めの薬を買って来て欲しいと言われてドラッグストアへ行って買って来た。次男はそれを飲み、その後山の日を含めた三連休を過ごしたものの咳は治らず。12日の火曜日にやはり耳鼻科へと出かけた。すると、百日咳が流行っているからと、百日咳に効く抗生剤を出されて帰って来た。

 そういえばニュースで流行っていると言っていた。百日咳は乳幼児が罹ると命に係わる病気だ。0歳の時に予防接種をするやつだ。百日咳について調べてみると、大人はあまり発症しないという事だった。まあ、かなり咳をふっかけられたのに未だ発症していないから、私はうつらないのだな、と思った。もう次男が咳をし始めてから5日経っているわけだし。

 次男は抗生剤を3日分出されたが、飲んだらかなり咳が減った。耳鼻科では、これで良くならなかったら呼吸器内科へ行くといいと言われて地図ももらって来たようだが、良くなったのだから百日咳だろうと思った。

 長男は、次男が咳をし始めて3日目くらいから夏休みになった。その頃から3人で食事をする機会が何度もあった。でもやはり、大人はうつらないと思い込んでいたので、次男が咳をする時に咳エチケットを守らずにまき散らしていても、あまり気にしなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ