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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
Musical in ABYSS

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☣⚣︎༆::::::❮❴❪九❫❵❯::::::༆⚣︎☣

美紅さんは、ジジババ達に対して言葉のナイフで滅多刺しにしながら、手に持っている依頼書の人物達の写真を眺めていた。


私も横から一緒に写真を見せてもらった。写真で見る限りは20代から40代くらいまでの男の写真が載せているだけ。住んでいる国がヨーロッパの方だから、彫りが深い綺麗な顔立ちをしている人達ばかりだった。



依頼書の中には………日本とか、アジア圏内の人達の写真は無さそう。


ただ、ジジババ曰く、「キリスト教全体が絡んでいるんだとしたら………世界全体の宗教家が絡んでくる可能性がある」って話している。



日本だったら、天草………熊本の方か。九州の方では何かしら動きがあってもおかしくはない。昔からキリスト教の色が強い場所でもあって、神聖な場所も複数点在しているようなところだ。



ここにある依頼書だけの人間を討伐すれば終わりだなんてことは、絶対に有り得ないってことは言えるな。



全員を潰していくっていうことになれば………だいぶ転々としないといけないな。ダルいな………それに、個人個人の実力も高いらしいという情報も。



全員が全員というわけじゃないけど、敵によっては最前線組クラスの強さもあるのでは?という見解をジジババがボソボソと話し始めた。



ジジババの滑舌悪い上に、ボソボソ喋ってるから何回か聞き返した。綾音ちゃん、イライラし過ぎて目の前のテーブルを蹴り飛ばしていた。


テーブルに乗っかっていたティーカップと私のタバコの箱とZIPPOライターが落ちる。



落ち着きなされ。そんなにカリカリしたって、ジジババの対応は変わらん。



「あの、これ………どこですか?」



美紅さんが詳しい場所の詳細を訪ねる。


依頼書にはヨーロッパという大きな区切りでしか場所が提示されていないので、国単位での居場所なんかを聞いてみたものの、連中は遊牧民のように潜伏先を変えている模様。

大元の組織があるのは間違いないが、上層部連中も詳しい場所の特定は出来てない。どこまでも使えないな。


そんなんでよく偉そうにやってたな。もう少し早い段階でジジババの取締の方もやっておくべきだったな………



「ちっ…………分かんないか。まぁ、仕方無いですよね。そういうのもこっちで調べておくんで。多分、自分達でやった方が情報の精度も高まりますし、仕事としても早く進むので」


「そこは佳奈美様達の判断に一任します」


「最初からソレを言えばいいんだよ!!」


「あ、世音南(亜紀)………?」


「おぉ………世音南(亜紀)がキレた……」



やべっ、私も沸点ギリギリまで耐えていたからブチキレちまったわい。


私までテーブル蹴り飛ばしちゃったよ。目の前にあった灰皿が床に落ちて、吸殻と灰が床に散らばる。



掃除はジジババにやらせればいいか。


もう、来た瞬間からジジババと同じ空気を吸ってるって思うだけでストレス溜まりまくっていたから、我慢の限界が来ちゃってテーブル強めに蹴っちゃったよ。


テーブル、割れちゃったし。



美紅さんと綾音ちゃんはニヤニヤしていたけど、私が部屋から出ていこうとしたら、その後ろをタバコを咥えながらソファから立ち上がってついてきた。


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