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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
☩ BIRTH ☩

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〘☩〖84〗☩〙

「後、美紅くんが敵に回るっていうのを考えただけでおっかないもんねぇ〜?」


「一番はそれがある。刹那さんも何で1回負けた相手をもう一度相手取るような真似をしてんのかは理解できない。何かしら考えはあるんだとしても………そんな勝てる算段っていうのを簡単に導き出せるものかな?刹那さんが死んでから蘇って、そこから今の状態にまでなるまでの期間って、決して長くないわけじゃん?その間に刹那さん自身も一気に実力を上げたっていうのも……無くはないとしてもだよ?」


「U-Worldのあの時の戦いがまた起こるっていうのは………美紅くんも刹那さんも避けたいはずだから、余程の事じゃない限り、そこの2人は意図的に上手く距離を保つんじゃないのかな?」


「いくら長年の幼馴染みとは言っても、あんな離れ方をすれば、これから先………一生って言ってもいいくらいの期間、もう縮まることは無い溝があるよね」


「外野の私達がどうこう言えるもんでもないじゃないしね。そこは当事者達に任せるしかないよね」


「うん。外野が絡むと余計に面倒くさくなるもん。大人しくしてる他無いよ」


「そんなに兄様と刹那さんの間には色々とあったんですね………」


「私と佳織もそこまで深くは知らないよ。私達よりも遥かに付き合いが長い間柄だし。多分、今の段階なら一番お兄ちゃんのことを知ってる人が刹那さんだし。やっぱり小さい頃からお互いのことを知っていて、同じようにクエストバーサーカーとして私達と出会う何年も前から活動していたんなら、戦い方の癖とかも細かく分かってる……そんなレベルの付き合いよ」


「………………あぁ、なんか、モヤモヤするな〜」


「ね。お兄ちゃんも複雑なのは勿論だけど、刹那さんも刹那さんで色々と頭がゴチャゴチャしているんだろうな。しかも、死んだはずなのに現世に呼び出されて、その後に自分と殺した相手と似たようなポジションに立って、似たような事をやってるんだもんな………ある意味、お兄ちゃんよりもハードモードの人生歩んでるよな」


「高校生が抱えられる問題じゃないよな………2人共、本当に似過ぎているくらいに一人で抱え込むのがお好きみたいで」


「ホントね。刹那さんと付き合っていたら、逆にお互いにヘラったりとかした時に収拾付かなくなりそうだもんね。程良く似てるくらいの年上の千明さんがお兄ちゃんの彼女っていうのは、思ったよりもお兄ちゃんにとっては人生の救いになってるのかも」


「あんだけ「クソメガネの性犯罪者が!!」とかって陰でも面と面向かっても言ってるのに、意外とちゃんと認めてるんですね」


「お兄ちゃん本人の感性を信じるのもブラコンの仕事よ」


「そうですか」


「聞いといて引いてんじゃねぇよ」


「美紅くんの話になると、ずっと喋ってんな。ぶっ壊れたスピーカーみたいにベラベラ喋りやがって」


「スピーカーってブッ壊れたらさ、そもそも音が出なくねぇか?」


「じゃあ、ぶっ壊れた音楽プレーヤー」


「それも音出なくなるやん」


「喋んなよ」


「やだー、むりー、拒否ー」

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