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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
☩ BIRTH ☩

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〘☩〖83〗☩〙

殺した奴の持ち物なんかを物色してみたものの、ほぼ手ぶらと言ってもいいくらいの手荷物の少なさだった。


個人的に必要な貴重品くらいしか持たされてないっていうあたり………こりゃ、ガチで殉職させるために私達の前に送り込んだなって思うわ。



向こうの世界線にも、お兄ちゃんのやり方っていうのは全然通用するんだな。

でも、向こうの世界線にとっては刹那さんが大きな力を持っているから、刹那さんが独自に考えた事として扱われているんだろうな。


お兄ちゃんのやり方を真似ているとは言っても、お兄ちゃんのクエストバーサーカーにおいての立ち回りは真似出来るだけでも凄いし、お兄ちゃんの真似出来るんなら、わざわざ誰かの真似をせずとも、ゼロから何かを生み出すことが出来る人間じゃないと難しい。



なんか………こういうのを見てから色々と刹那さんの現状を考えると、真正面から突っ込んでいったら勝てる見込みが薄いな。



・・・・仮に、お兄ちゃんとまた戦ったら……どうなるんだろ?そんなことにはなってほしくないけど。


2度も同じ惨劇は見たくはねぇな。



「……………………ちっ、何も持ってねぇや」


「どうする?その死体?」


「ここら辺に捨てといても何の問題も無ぇだろ。いちいち死体回収して解剖の依頼出すのも面倒くせぇし」


「明らかに噛ませ犬みたいな奴でしたし、刹那さんがトップ張ってる組織の一員とか言ってましたけど………絶対に刹那さんからはゴミ扱いされてましたよね。適当に仕事任せて私達に殺されるように仕向けたって考えるのが妥当でしょうか」


「でも、こんなショボい奴に殺されるような向こうの世界線の最前線組ってどうなってんだ?こんな雑魚に負けるって………最前線組の名前を語れる程のレベルに遠く及んでなくない?こんなんに負けるレベルとか、それこそ籍だけ置いてるようなジジババよりは多少戦えるようなもんじゃね?」


「あっちの世界の総督府の権力っていうのは殆ど皆無に近いのかもしれないね。クエストバーサーカーとかも存在はしているだけで、こっちの世界線みたいに優遇されている立場の存在って訳じゃなさそう」


「良かったー、こっちの世界線でクエストバーサーカーやれて」


「でも、こっちの総督府が向こうの世界線でいうところの刹那さん達の組織って考えたら、向こうの世界線に生まれていたとして、今の状態にまでなっていたとしたら………おそらく、刹那さんの組織に入っていたんじゃないんでしょうか?」


「あー、あぁ………あ〜、うーん………でも、今みたいに刹那さんとの関係が複雑怪奇じゃなかったら、普通に刹那さんの組織に入ってもいいなっていうのはあるかも。今の総督府もお兄ちゃんが実質のトップみたいなもんだし。お兄ちゃんか刹那さんの違いってなるんだったら……まぁ、そこまで強いこだわりってもんは無いかも」


「えっ?本当に移籍するつもりなんですか?」


「しないよ。優遇されまくっている今の地位を捨ててまで無駄に新しい世界に首突っ込む必要性は無い」

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