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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《all green’S》

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▩ historia♯ 佰捌拾捌局 ▩ 〈女子の「可愛い!」っていう台詞は、金貸した奴に「来月返すから!」って台詞くらいに信用ならん〉

…………可愛くなりたいな。


本音ですよ。


女に産まれたからには多少なりとも思うでしょ。誰だって。可愛くなりたいって。


ゴリラだって可愛くなりたいの。


後、私が自分から言い出したわけじゃないからね?ゴリラは。周りがゴリラゴリラ言うからゴリラって認めざるを得ないんだから。


決して自虐から始まったわけではないから。



「はぁ………仕事したくない………」


「仕事っつったって別に明日はそんなに忙しくはならないんじゃない?」


「召集掛かってるしね。明日だけはそんなにじゃない?」


「明後日からは………アカンってことだよね?」


「そうなるね。けど、楓に加えて美紅さんまでも召集掛かってるんなら、別に私達だけが負担にならないでしょ。寧ろ軽くなるんじゃない?」


「だと、良いんだけど」



そう言いながらも、内心穏やかじゃない。


楓とパパのフォローになるとは言っても、順調に行くわけもないから。フォローというのは建前であって普通に戦線に加わっていくんだろうなって思う。


だったら最初から「頑張って!」とか言えばいいのに。なんで敢えて「フォローくらいなもんだから」って言って、蓋開けたら実はガッツリ参戦でしたーとかになるんかな?


日本人の良くないところだよ。

最初から言えよ。どっちにしたってやるしかないんだから。上げて落とされるのがしんどいんだから。最初から落ちてる段階のところを話せと思う。


有り得ないわ、マジで。



「………フォローっつったって、どーせ人足んないとか言い始めて、私達もガッツリやらされるんだよ」


「あー、瑠々。それは言っちゃいけないんだおー?」


「誰もが分かってることですよ、それ」


「言いたくもなるわ。オバサンなりの優しさなのかもしれないけどさ………何にも優しくないんだわ。逆に本当のことを言ってくれた方が優しさだわ」


「それなのそれな!!」


「うわっ………うっせぇ」


「結憂って常に腹から声出してるもんね」


「この体で声ちっちゃい方がビックリだけどね」


「歌声ちょー綺麗だけどね。こんな奴なら凄い綺麗な透き通る歌声出るのウザい」


「大野君の生き写しだもん」


「大野君とアラシックに土下座しろ」


「とりあえず美紅さんにも土下座しとけ。あの人も大野君大好きでしょ」


「一番推しは松潤だよ」


「楓で、綾音さんのイメージカラーを紫にしてたのも自分の可愛い妹を一番推しのポジションにしたかったんだろうなって思うと、ちょっとキモいよね」


「綾姉さん自体が元からチャラい感じだから、そんな違和感は無いよね」


「女なのにヤ○チン感が凄いよね」


「ヤ○マンではないんだよね」


「てか、あの人は処女じゃん」


「でもさ、アラサーの未婚の処女率って3割越えるらしいじゃん?要は綾姉さんと同年代の未婚女性3人に会ったら1人は処女ってことでしょ?」


「楓で考えても未婚が3人居て、その1人が処女だもんね」


「世の中の縮図みたいなグループなの草」



前々から思っていたんだけど………


ファンタジー小説っていうのを忘れてるような会話してるよね?


ここはガルちゃんではありません。

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