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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《all green’S》

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▩ historia♯ 佰肆拾玖局 ▩ 〈HEAVEN's FULL STRAIGHT〉














▨ ▣ ▨ ▣ ▨ ▣ ▨ ▣ ▨ ▣













(来てしまった………)



来ちゃったよ。


マジで行きたくなかったのに……


来た時点でもう鬱だわ。ぶっちゃけ凄く死にたくなってきたわ。今から腹切って死のうかなとかチラッと思ったりとか……


てか、皆はどこに居るのだろうか?

カーリーさんとエレンちゃんも既に来ているとのことらしいです。しかし、どこに居るのかは全然分かりません。

パパとか綾姉さん、希世乃さんの行方も分からん。LINEしてみるか。



「優寿~、今どこら辺いる~?」


(瑠々は優寿と電話で場所聞いてるっぽいな)



私もLINEの電話で綾姉さんに掛けてみる。


パパは常にマナーモードにしてるから割と気付かない時あるからな……希世乃さんはLINEを全然見ないから普通にシカトされる。


コンスタントに連絡取れるという安心感があるのが綾姉さん。さっきまで怖いだのなんだのって文句言ってた人が頼みの綱っていうのが何とも……ね?



「もしもし、綾姉さん」


『あー、結憂~?おっは~』



…………声、明るくしてフワッと喋ってるけど、明らかに不機嫌なのは伝わってくるな。



「今どこに居んの?」


『時計台みたいな……城?っていうの、そこに何台か車止まってて、白い軽バンみたいなのに乗ってるから』


「軽バン乗ってんのか。後、時計台の車が何台か停まってるとこにいるから」


『あっ、マジで?軽バンは敵…っていうか、なんか急に銃ぶっぱなされたから、ソイツの相手終わった後に軽バンの鍵探して乗ってるだけ。なんか車必要になるかもって柊さんから言われたから』


(バチバチに不機嫌なの……嫌やわ……)


「分かった。向かう」


『色々な返り血浴びてるけど気にしないでね~、げほっ……!!』


「とりま、パパとかによろしく」


『後ろに兄さんと希世姉乗ってるから大丈夫だよ~。助手席は千明さん居るしね』


「分かった」


『来てもいいよ~』


「……………じゃあ、行くわ」


『ういー』



………通話、終わりました。


マジで勘弁してほしいな。キツいわ。


本当に勘弁してほしいな。


多分、皆揃ってピリピリしてんのかな?嫌、あの感じだと綾姉さんだけがやたらとピリピリしているんだろうな。

綾姉さんも凄い絡まれやすいタイプだからね。パパは物腰柔らかくて、卑屈っぽいところがあるから絡まれやすいというか………何て言うんだろうね?


綾姉さんはそんなんじゃないのに何故か絡まれたりするんだよね。意外と壁作ったりしないからね。下2人揃って来るもの拒まずだから。


長女は割と来るもの選ぶだから。そして、切り捨てる時は同じく容赦無い。



「優寿もこっち来るって」


「綾姉さん達は道路の向かいの……脇のところに停まってる白の軽バンあるじゃん?」


「あるね。………あっ、手ぇ振ってるじゃん」


「軽バン乗ってるベテランアイドルってなんか嫌だね。ベテランアイドルの中堅声優のアラサーが何してんだよ」


「遠目からでも分かる返り血」


「ハンドルに寄り掛かってIQOS吸ってるし……」


「あんなんだからこそ第三次世界大戦を生き抜いてきたのかなって」


「だね」

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