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白銀少女戦記 〜醜悪と華麗の境界に、唱う偶像達〜  作者: 結城斎太郎
カルモノヲ・カル・ダヰサンゲン 【multi level projecting [Sphere of center]】《all green’S》

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▩ historia♯ 玖拾肆局 ▩ 〈雨が沸騰してるの、草〉

なんか、ずっと私の両親と父方の伯母と叔母が頭いかれてるっていう話しかしとらんな。湯気で辺りが包まれて温泉街にでも来ているのかと思うくらいの。草津温泉のとこ、割とこんな感じかな?


てか、本当に湯気が多すぎて霧みたいになってる。


視界が悪すぎるな。

これも相手の策略なのかな?そもそも何処に居るんだよ。


敵。


どこよ。敵。



「………なんか、臭いな」


「そりゃ色が赤だもん」


「硫黄?とか………温泉の匂いがする」


「あー、分かる。なんで?」


「私、硫黄の臭い無理なんだけど………」



優寿、鼻を両手で抑えて嫌そうな顔をしている。確かに臭いのは分かる。でも、私は硫黄……っていうか温泉の匂いは割と好きなタイプだから。


ガソリンの匂いとかも好きなタイプだからね。


意外と人気が高いらしいガソリンの匂い。パパもママも……綾音さんも希世乃さんも好きとかなんとか言っていたような気がする。


私は好きよ?こういう化学的な匂い。アルコール系はちょっと無理だけど。薬局の匂いとかも割と好き。………こういうことを言ってると、ちょっとヤバい奴に見えちゃうかもだけど。



「………あのさ」


「「「「「はい?」」」」」


「私をいつまで放っておく気なの?」


「あれ?虹羽さん?」


「にしてはちょっと筋肉ありすぎない?」


「結憂みたいな体型してる」


「私ってあんなゴリラだったっけ?」


「対面早々失礼だね」


「あっ、祐詠さん?」


「うん」


「あっ、はじめまして。赤城結憂です」


「嶺上祐詠。よろしくね」


「あっ、はい」



虹羽さんと顔がソックリだな。


やっぱり姉妹かな?後、何となくだけど……聡華さんよりはちょっと若い印象がある。てか、虹羽さんと祐詠さんは双子なんかというくらいに似てるんだが。


本当の双子の私と憂依よりも見た目ソックリなんだけど。まぁ……双子じゃなくても双子みたいにそっくりな兄弟居るのは知ってるけど。


父親と父親の妹がマジでソックリだから。そんなこともあるんだろうね~ってくらいにしか思わん。


垂れ目なとことか、口元とか………似てないの歯並びくらい。祐詠さんの歯並びは綺麗。虹羽さんは若干八重歯。聡華さんも八重歯。そして希世乃さんも八重歯。


牙生えてる。牙生えてる人多いな。意外と八重歯の人って多いよね。そんなことない?たまに八重歯じゃなくてシンプルに歯並び悪い人居るけど。


大体歯茎の手入れも疎か。お歯黒みたいになっている人居る。歯はマジで気を遣った方がいい。意外と皆見てるから。


話しながら飯食ってる時とか絶対に歯に目にいくから。人間観察趣味にしているような人の前では特にだよ。


絶対に裏で何か言われてモテなくなっちゃうから。


私は歯医者さんからも誉められた天然の歯並び。歯並びだけは自慢。後虫歯とか詰め物も無いから綺麗な歯だよ?


………そこ以外、特に自慢できるとこ無いな。



「あの、すみません」


「どーぞ。柊さんの曾孫さん」


「そんな呼ばれ方、あんまされないんですけど………」


「その妹の孫も居るけど」


「てへぺろっ!!」


「……………………」



祐詠さん、早速私達の空気感にドン引き。

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